アラスカクルーズで自然の神秘を体感!みどころや寄港地を紹介

アメリカ合衆国の最北端に位置するアラスカ州は、美しい大自然や野生動物のウォッチングなどが人気のエリア。クルーズ船も数多く運航しており、陸路では訪れることができない場所や、クルーズでしか見られない景色が多数あります。今回はそんなアラスカクルーズを楽しむポイントや、おすすめの寄港地を紹介します。
著者

クルーズ歴8年以上。船上での累計泊数は26泊以上にもなり、過去5つのクルーズ船への乗船経験があります。
アラスカクルーズのポイント
まずは、アラスカクルーズを満喫するために押さえておくべきポイントを紹介します。
クルーズでしか体験することのできない大自然
アラスカ最大の魅力は壮大な自然。クルーズ船からは大迫力の氷河やフィヨルドが望めます。また、野生動物も数多く生息しており、クジラやイルカが泳ぐ貴重な姿を観察できます。さらにアラスカはオーロラ観測の聖地ともいわれ、オーロラに遭遇できる可能性が高いことでも有名です。
アラスカクルーズのベストシーズン
アラスカクルーズは5月〜9月がベストシーズンといわれています。場所にもよりますが、この時期の最高気温は15〜18℃くらいまで上がり、観光しやすい快適な気候が続きます。
オーロラのベストシーズンは8月末〜10月。特にオーロラシーズンかつ、本格的に寒くなる前の8月末〜9月がおすすめです。10月〜4月は極寒のため、クルーズツアーが少なくなります。
アラスカクルーズのおすすめ寄港地
アラスカクルーズの主な寄港地を紹介します。クルーズでは、陸路では訪れることができない珍しいスポットにも立ち寄ります。
グレーシャーベイ国立公園
世界遺産に登録されている国立公園で、大迫力の氷河がみどころ。運が良ければ轟音が響き渡る氷河の崩落を見られます。陸路ではアクセスできない場所にある、クルーズならではの観光スポットです。港があるわけではないので、クルーズ船内からの見学になりますが、自然の神秘を間近で感じられます。
ケチカン
アラスカ最南端の町。ケチカンとはネイティブ民族の言葉で「羽を広げたワシ」という意味です。町にはさまざまなデザインのトーテムポールが並び、名物になっています。港周辺にはサーモン専門店や雑貨店、土産店など観光途中に立ち寄りたいお店が充実しているので、町歩きがおすすめです。
ジュノー
アラスカの州都。この町を流れる川で金塊が発見されたことから、アラスカの第一次ゴールドラッシュが始まったといわれています。雪を抱いた山々が四方に広がっているので、陸路では訪れるのが難しい町です。人気の観光地は港から車で20〜30分の場所にあるメンデンホール氷河。絶景ポイントでは氷河をより近くで観察できます。
スキャグウェイ
ゴールドラッシュの時代に誕生した町。今も当時の面影が残り、まるで西部劇のような雰囲気を楽しめます。観光の目玉はホワイトパス&ユーコン鉄道。スキャグウェイとカナダのユーコンを結ぶ鉄道で、車窓からは美しい景色を眺められます。
アラスカクルーズQ&A
アラスカクルーズに出かける前に、気になる疑問を解決しておきましょう。
アラスカクルーズの服装は?
アラスカは極寒のイメージがありますが、クルーズシーズンである5月〜9月は過ごしやすい気候です。とはいえ、朝晩は10℃以下になることがあるので防寒具は必須。
特に気をつけるべきは9月で、急に寒さが増すので対策が必要です。外ではダウンコートや手袋、帽子などを着用しましょう。ただし、船内は暖房が効いているので、長袖シャツにカーディガンといった服装で過ごせます。
アラスカクルーズの発着地は?
アラスカクルーズは、カナダのバンクーバーやアメリカ西海岸のシアトルといった港から発着するコースがほとんど。港周辺にみどころが多く、クルーズの前後に観光を楽しめます。
アラスカの大自然+αを楽しめるクルーズは?
アラスカクルーズを販売しているクルーズ会社は数多くあるので、船内の雰囲気や目的など、自分に合ったものを選べます。
その中でもエンターテインメント性に富んでいるのがディズニークルーズラインです。キャラクターが登場するショーやイベントが盛り沢山。船内でもアクティブに楽しみたいカップルやファミリーにおすすめです。
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自然の神秘に触れるアラスカクルーズへ出かけよう
日本では見られない大迫力の自然に出会えるアラスカ。冒険のようなわくわくした船旅を楽しみたい人にぴったりの場所です。また、陸路でアクセスするのが難しいスポットもクルーズであればゆったりと巡ることができます。自然の神秘を体感したい方は、ぜひアラスカクルーズへ出かけてみてはいかがでしょうか。