クルーズの「オールインクルーシブ」とは?基本料金の中身をチェック
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最近話題のクルーズ旅行。基本料金に色々と含まれている「オールインクルーシブ」なので、実はコスパが良い!など耳にしますが、一体どこまで基本料金に含まれているの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのでは。
そこで今回は、そんなクルーズ料金の疑問を詳しく解説していきます。クルーズ船のオールインクルーシブ制がイマイチ良くわからないという方はこの記事を参考にしてくださいね。
オールインクルーシブとは?
オールインクルーシブとは、基本となる代金に宿泊料金だけでなく、食事・ドリンク・プールなどの施設利用料金などが含まれているプランのこと!
国内外のリゾートホテルでよく採用されているので、旅行好きの方なら知らず知らずのうちに利用した経験があるかもしれません。ホテルやリゾート内でのマリンスポーツやスパ・エステ体験まで含まれている場合もあり、追加料金を気にすることなく滞在を満喫できるのが魅力です。
クルーズ船は”ほぼ”オールインクルーシブ
クルーズ料金には交通費(港までの交通費は別)や宿泊費以外に、船内の食事やエンターテイメントの料金など、船上生活を楽しむための基本的なものは含まれていることがほとんど。そのため、クルーズ船はほぼオールインクルーシブであるといえます。
ただし、クルーズ料金に含まれないものもいくつかあるので、何が含まれていて、何が含まれていないのかチェックしておきましょう。
レストラン
船内の食事は、無料(基本料金に含まれている)のメインレストランとブュッフェレストランを主に利用することになるでしょう。この2つは何度利用しても無料なので、ご安心ください。
その他、有料のスペシャリティレストランもあります。レストランごとにカバーチャージが決まっており、チャージを払えばメニューから好きなものを好きなだけ注文することができます。
カフェ・バー
カフェは客船によって無料と有料が分かれます。同じ船内に無料カフェと有料カフェの両方がある場合や、一部メニューのみ有料の場合もあるので確認しておきましょう。バーは基本的に有料。その他、スイーツショップなども有料であることがほとんどです。
ドリンク
ソフトドリンクは基本的に無料。ただ、ブュッフェレストランなどのセルフで飲むコーヒーや紅茶は無料でも、カフェ(スターバックスなど)で飲むコーヒーは有料になることもあります。有料の場合はメニューに金額が書いてあるのでチェックしてから注文しましょう。
アルコールは基本的に有料ですが、滞在中にアルコールが飲み放題になるドリンクパッケージなども用意されています。事前に予約するとお得になることも多いので、お酒が好きな方は確認しておきましょう。
エンターテイメント・アミューズメント
船内のプールや映画、ショー、イベントなどの利用や参加も基本的に無料です。ショーなどは無料とは思えないほどのクオリティなので、見逃さないようにしましょう。一部有料のショーやイベントもありますが、その場合は船内新聞などに料金が書かれています。
基本料金に含まれないもの
カジュアル~プレミアム客船では、エステやスパ、カジノ、寄港地でのエクスカーション(観光ツアー)などは基本料金に含まれていないことがほとんどです。基本料金で楽しめるものもたくさんありますが、オプションとして興味のあるものを追加すれば、クルーズライフがより充実しますよ!
”完全”オールインクルーシブ客船の魅力
上質なクルーズ旅を堪能したいなら”完全”オールインクルーシブの客船を選んでみてはいかがでしょうか。
ラグジュアリー客船はオールインクルーシブ制を導入
ラグジュアリー客船の多くは、アルコール代はもちろんスペシャリティレストランやスパ利用などの料金も込みのオールインクルーシブ制を採用しています。また、寄港地でのエクスカーションがクルーズ料金に含まれている客船もあります。シャンパン片手に美食ランチ、海を眺めながらのんびりスパなど、追加料金なしで堪能できる極上の時間は憧れですよね。
完全オールインクルーシブ客船の例
完全オールインクルーシブを採用しているラグジュアリー客船の中から、注目の2客船を紹介します。
ポールゴーギャンクルーズ
小型客船ならではの行き届いたサービスが人気のラグジュアリー船です。タヒチ島やボラボラ島など海が美しい島々をメインに巡るので、シュノーケリングやカヤックなどのマリンスポーツ体験メニューが充実。これらは全てクルーズ基本料金に含まれています。
ガンツウ
広島県尾道市から発着する、和のラグジュアリー船。一泊30万円前後とクルーズ料金も最高クラスですが、こだわりの美食やそれに合うお酒などを心ゆくまで堪能できます。穏やかな瀬戸内の海を眺めながら優雅な時間を過ごしてみては。
クルーズ基本料金に含まれている内容は事前にチェック
クルーズ基本料金にどこまで含まれるか不安な場合は、船会社や旅行会社のHPやパンフレットで事前に確認しておきましょう。
基本料金に含まれている内容は船ごとに違う
基本料金に含まれる内容は船によってさまざま。航路やプランによっても変わることがあるのでチェックしてから予約するのがおすすめです。
ドリンクパッケージなどを賢く利用
クルーズ予約時にドリンクパッケージやスパパッケージの付いたプランを予約するのもコスパよくクルーズ旅を楽しむ一つの方法。事前予約だと船上で申し込むより安くなることがあるので、HPやパンフレットで確認しましょう。
まとめ
旅行代金が高いというイメージのあるクルーズ旅ですが、基本料金だけで食事やプール、エンターテイメントなど、船上での時間を大満喫できるので、意外とコスパが良いという面もあります。追加料金を気にすることなく、クルーズ船での素敵な時間を楽しみましょう。
著者
木下 佑衣
クルーズ歴8年以上。船上での累計泊数は26泊以上にもなり、過去5つのクルーズ船への乗船経験があります。