にっぽん丸とはどんなクルーズ船?レストラン・キャビン・施設などを解説

「にっぽん丸ってどんなクルーズ船?」と疑問を抱えてはいませんか?この記事では、日本船にっぽん丸の特徴やおすすめポイントを詳しく解説しています。
さらに、にっぽん丸のレストラン&バーなどグルメに関する情報や、船内施設、エンターテイメント情報なども完全網羅。この記事さえ読めばにっぽん丸のクルーズ情報が理解できます!
初めてのクルーズ選びで迷っている方も、ぜひ最後までご覧ください。
にっぽん丸とは、どんなクルーズ船?
日本国籍のクルーズ船として人気の高いにっぽん丸。「美食のにっぽん丸」と言われるほど食事にこだわりを持っていることが特徴で、クルーズの船旅でおいしいグルメを存分に味わいたい方には最適です。
外国船のように英語に慣れていなくてもクルーズ旅行を存分に楽しめるので、初めて選ぶクルーズ船にもおすすめです。
にっぽん丸の基本データ
船会社 | 商船三井客船 |
---|---|
船籍 | 日本 |
就航年 | 1990年9月 |
総トン数 | 22,472トン |
全長 | 166.6m |
乗客定員 | 524人 |
クルー数 | 230人 |
客室数 | 202室 |
デッキ数 | 9階 |
3つのおすすめポイント
日本船の大人気クルーズ船であるにっぽん丸には、一言では語りきれないほどの魅力がたくさんあります。そんなにっぽん丸の魅力をわかりやすく紹介するために、3つのおすすめポイントに絞って紹介します!
①美食にこだわり抜いたクルーズ
にっぽん丸の最大のおすすめポイントは、こだわり抜いた”美食”にあります。「食のにっぽん丸」と呼ばれるほど、船内の料理がおいしいと評判であり、「旅の楽しみはグルメにあり」と考える方に最適なクルーズ船です。
②大浴場があり、ゆっくりと休める
日本船ならではの細やかな気配りもにっぽん丸の特徴。2つめのおすすめポイントは、誰でも使える大浴場が用意されている点です。外国船だと大浴場がない船の方が多いので、クルーズ旅行中でも足を伸ばしてお湯に浸かれるのは嬉しいですね!
③日本船で唯一、一人用の客室がある
にっぽん丸は、利用シーンに合わせた様々なタイプのキャビン(客室)を用意しています。3つめのおすすめポイントは、日本船の中で唯一、一人用のキャビンが用意されている点です。一人旅でも旅行代金が割り増しにならないので、気軽にクルーズ旅行を利用できます。
にっぽん丸のレストラン・バー
にっぽん丸には、メインダイニング以外にもスイート宿泊者優先のレストランや、寿司バーなどのレストランがあります。
また、入港・出港の様子をデッキから眺められるラウンジや、雰囲気のいいおしゃれなバーも。
ここから、にっぽん丸のクルーズ船のレストランやカフェ、ラウンジやバーに関する情報を紹介します。
にっぽん丸の”美食”への4つのこだわり
美食に対する強いこだわりを持ったクルーズ船、それがにっぽん丸です。にっぽん丸では美食に対して4つのこだわりを持っています。クルーズ船のレストランやバーについて紹介する前に、まずはにっぽん丸の美食へのこだわりをチェックしてみましょう。
寄港地ごとに名産物や旬の食材を調達
にっぽん丸では立ち寄る寄港地ごとに名産物や旬の食材を調達。海の幸だけではなく山の幸も調達し、各食材の旨味を存分に引き出せるように料理を工夫しています。
総料理長が乗客の層に合わせて料理を考案
にっぽん丸では、乗客の年齢層や男女比などに合わせ、総料理長が料理を考案しています。たくさんの港を旅してきた経験豊富な総料理長だからこそ、それぞれの寄港地で調達した食材の良さを最大限に生かした献立を考案できるのです。
総料理長を支えるのは、総勢約40名の料理人。「想い出に残る料理」をコンセプトに、それぞれの料理人が飾り付けるように盛り付けた料理を、ぜひご賞味ください。
毎日のメニューに最適なテーブルクロスを選択
にっぽん丸のレストランがこだわっているのは、料理の内容だけではありません。例えば、毎日のメニューに合わせてテーブルクロスの色を変更するこだわりがあります。さらに、テーブルごとに舵輪の絵が描いてあるショープレートが設置されているのもこだわりの一環です。
一人ひとりに柔軟な対応を実施
にっぽん丸のレストランでは、一人ひとりの乗客に合わせた柔軟な対応を実施しています。例えばアレルギーがある方に対しては、アレルギーの対象である食材を除いた料理を提供してくれます。そのため、アレルギーのある子供を連れてファミリーでクルーズ旅行に出かける際にも安心。
また、夕食が洋食の場合には、カロリー摂取が気になる方に対して低カロリーなメニューも提供可。このように、それぞれの乗客の状況に合わせた柔軟な対応が行われています。
にっぽん丸の4つのレストラン・カフェ
にっぽん丸のクルーズ船には、全部で4つのレストランとカフェが用意されています。それぞれのレストラン・カフェに異なる特徴があるので、要チェックです。
メインダイニング「瑞穂」
「瑞穂」と名付けられたにっぽん丸のメインダイニングでは、朝食・昼食・夕食の3食に加えて、夜食も用意。朝食の際には、乗客の目の前で調理してくれる「エッグステーション」があり、クルーズの華やかな朝を彩ってくれます。
にっぽん丸のメインダイニング瑞穂は、夕食が洋食であった場合に低カロリーな「ヘルシーメニュー」を提供してくれることも特徴です。
クルーズ最後の朝食はメインダイニング「瑞穂」で、和食と洋食を😋#なるやま君 といただきます❗#にっぽん丸 pic.twitter.com/iO30klg4S3
— いずも (@viking0904) June 9, 2019
オーシャンダイニング「春日」
にっぽん丸のスイートルーム・デラックスルーム宿泊者の優先レストラン(夕食時)が、オーシャンダイニング「春日」です。
今朝は、春日で朝食を♪
孫はこの船のパン類が好き✌#にっぽん丸 pic.twitter.com/MM6KbqjQ3a— rin@北半球(飛鳥2)と南半球(Pびぃなす)を世界二周して来ました。2020年も三周目の予定です (@asukarinrin) October 14, 2019
美食に対して徹底的にこだわり抜いた料理が特徴で、ソムリエの田崎真也氏が監修したワインもバリエーション豊富に用意。ダイニング内は開放感あふれる作りになっていて、レストランでの食事はもちろん、日常とはかけ離れた雰囲気までもがお腹を満たしてくれることでしょう。
なお、にっぽん丸のレストラン春日は夕食時にはスイート乗客優先ですが、朝食と昼食は客室ランクに関わらず誰でも利用可能です。
オーシャンダイニング「春日」のデッキ席で瀬戸内海の風景を見ながらランチです!メニューはにっぽん丸特製ドライカレー、白ワインを添えて^ ^ #にっぽん丸 #クルーズ #船のクルボン pic.twitter.com/GDKMRsKKVe
— ペンミ@Carpenguin (@mkiipen) May 19, 2017
寿司バー「潮彩」(別料金)
にっぽん丸のスイート優先レストラン「春日」に併設されているのが、寿司バー「潮彩」です。にっぽん丸の寿司バーでは、寄港地の特産ネタなどを厳選して用意しています。
寿司バー「潮彩」は基本料金では利用できない別料金のレストラン。しかし、おいしいお酒をたしなみながら洋上で味わう寿司は絶品なので、ぜひ1度は利用してみたいダイニングです。
せっかくだから寿司バーに足を運んだ。マグロ、エビ、キンメ、ニシン、ホッキ貝。 #にっぽん丸 #2019サハリンクルーズ pic.twitter.com/DHKfoNZsTM
— Cge (@tsubaki45) September 22, 2019
リドテラス
リドテラスは、にっぽん丸のプールサイドに設置されているカフェ。プールで遊んでひとやすみする際に活用できるよう、軽食やドリンクなどカフェメニューを用意しています。
特におすすめなのは、チョコで有名なGODIVAが提供する「ショコリキサー」。にっぽん丸の名物ドリンクなので、船旅の間に1度は飲んでみてはいかがでしょうか?
ショコリキサーも
ちゃんといただきました😍スタッフの美月ちゃんと🚢👍#イブアイ #にっぽん丸 pic.twitter.com/nSeDqenHwy
— 黒田菜月(SBSアナウンサー) (@nyaaatsuki) September 18, 2017
また、ツアーによっては朝の9:30頃にクロワッサンと仏蘭西あんぱんが提供されることも。にっぽん丸は「パンがおいしい」と口コミでも評判なので、こちらもぜひご賞味ください。
にっぽん丸の6つのラウンジ・バー
にっぽん丸には、全部で6つのラウンジ・バーが用意されています。2020年の改装により統合されるバーもありますが、こちらでは改装前の6つのラウンジ・バーを紹介します。
ホライズンラウンジ
にっぽん丸の船首にあたる場所にあるのがホライズンラウンジです。ホライズンラウンジの特徴は、180°を見渡せる美しい景色。モーニングコーヒーやアフタヌーンティーも、こちらのラウンジで開催されます。
ラウンジは大きな窓に囲まれているほか、併設のデッキでは入港・出港の景色も観られます。にっぽん丸が寄港地を出港する際には、ホライズンラウンジで贅沢なひとときを味わってみてはいかがでしょうか?
にっぽん丸 ホライズンラウンジのデッキから見た館山市街
海がすごく綺麗! pic.twitter.com/Xfw5cKpVf5— PUNIP cruises (@punipcruises) August 8, 2019
ラウンジ「海」
にっぽん丸のラウンジ「海」は、ピアノの生演奏を聴きながらのんびりとしたティーブレイクを楽しめるショーラウンジです。ホライズンラウンジと同様に、モーニングコーヒーやアフタヌーンティーが開催されます。
にっぽん丸 ラウンジ海でのお姉さんの熱唱をスケッチ pic.twitter.com/mnnFBjyhK8
— PUNIP cruises (@punipcruises) July 12, 2019
ミッドシップバー(有料)
にっぽん丸のミッドシップバーでは、焼酎や日本酒など日本ならではのお酒を味わうことができます。寿司バー「潮彩」が営業している時間であれば、海鮮のおつまみや寿司も食べられるんですよ。
いい感じ♡♡♡(*ov.v)o #にっぽん丸 #ミッドシップバー pic.twitter.com/mp6YyjBjvD
— ユカ@ビールちゃん大好き (*'▽') (@yukaishigaki) May 7, 2017
ネプチューンバー(有料)
にっぽん丸のオリジナルカクテルを味わえるネプチューンバー。2020年の改装によりネプチューンバーは7階へ移設され、ホライズンラウンジと一体化される予定です。
ネプチューン・バーにて。にっぽん丸オリジナルカクテル。 pic.twitter.com/g2LdNSi6RY
— michiyon (@mebahiya36Luna) October 5, 2015
ドルフィンラウンジ(有料)
にっぽん丸のドルフィンホール2階にあるのが、ドルフィンラウンジ。ドルフィンバーが営業している時間中であれば、ドリンクを注文することが可能です。
ドルフィンバー(有料)
ダンスタイムの隙間時間などにも気軽に立ち寄れるバー、それがドルフィンバーです。上記ドルフィンラウンジのほかに、カジノラウンジ「ビギナーズラック」へのドリンク提供も行っています。
にっぽん丸の客室
にっぽん丸には、次の3種類の客室タイプが存在していて、それぞれに特徴や設備が異なる数種類のお部屋があります。
- スイートルーム
- デラックスルーム
- ステートルーム
この中で客室にバスタブ付きのバスルームがあるのはデラックスルーム以上のランクとなります。また、それぞれのキャビンタイプには異なる特徴がありますので、次の項目からは各タイプの特徴を詳しく見てみましょう。
スイートルーム客室
にっぽん丸のクルーズ船で最も豪華なキャビンが、スイートルーム客室です。にっぽん丸のスイートルーム客室は、元からある3種類に2020年改装で2種類が加わり、合計5種類あります。
- グランドスイート
- ビスタスイート
- ジュニアスイート
- オーシャンビュースイート(改装後に新設)
- ビスタスイート(改装後に新設)
特にグランドスイートは非常に豪華なキャビンとなっていて、なんとオーシャンビューのブローバスが設置されたバスルームを用意。海を眺めながら客室でお風呂に入れるのは、この上ない贅沢です。
シャンパンを片手にのんびりと湯船につかってみるのもいいかもしれませんね。グランドスイートは2室のみなので、予約はお早めに。
スイートルーム限定のサービス
スイートルームのキャビンでは、”にっぽん丸バトラー”という専属のコンシェルジュが乗客をもてなしてくれます。日本船でバトラーサービスが受けられるのは、現在のところにっぽん丸のスイート限定です。
また、バトラーサービス以外にも、次のようなスイートルーム限定のサービスが用意されています。
- にっぽん丸バトラー
- ウェルカムシャンパン
- 各食事をルームサービスへ変更可
- キャビンで楽しめるアフタヌーンティー
- ランドリーサービス(3泊以上)
- ショーやイベントの予約
- 客室インターネット
- ネットに接続できるパソコンを用意
- 南仏のスパブランド「タルゴ」のアメニティ
デラックスルーム客室
豪華なスイートルームと、リーズナブルなステートルームの中間に位置しているのが、デラックスルーム客室です。このランクのキャビンにはバスタブが付いているので、「シャワーだけではなく、お湯にも浸かりたい」と考える方におすすめ。
にっぽん丸のデラックスルームのキャビン一覧は、次の通りです。
- デラックスベランダ
- デラックスツイン
- デラックスシングル
バルコニー付きなら、デラックスベランダ
にっぽん丸において、バルコニー付きで最も旅行代金が安い客室が、デラックスベランダです。このキャビン以外のバルコニー付き客室はスイートルームになってしまうので、「バルコニー付きキャビンがいいけど、スイートは予算オーバー…」という方に最適。
シックな色使いで統一されたキャビンは、落ち着いて上品な雰囲気を醸し出しています。
クルーズ一人旅向けのデラックスシングル
にっぽん丸唯一の一人用キャビンが、デラックスシングルです。さらに、一人用キャビンが利用できるのは、現在のところ日本船ではにっぽん丸のみ。
最もリーズナブルなステートルーム客室には一人用キャビンがないので、一人旅でクルーズ旅行へ出かける方ならこの客室がいいでしょう。
デラックスルームのサービス
デラックスルームでは、スイートほどではないものの、いくつかの便利なサービスが用意されています。にっぽん丸のデラックスルームのサービスは、次の通り。
- モーニングコーヒ&ティーを客室へ提供
- ビールとソフトドリンクを用意
- バスローブあり
- DVDソフト無料レンタル
ステートルーム客室
にっぽん丸で最もリーズナブルなキャビンがステートルーム客室です。ステートルーム客室には浴槽は付いていませんが、にっぽん丸には大浴場があるので、無いなら無いで問題ないでしょう。ただし、ステートルーム客室にはバスローブが用意されていない点に注意。
にっぽん丸の船内施設
にっぽん丸のクルーズ船内には、8つのエンターテイメント施設をはじめとする様々な施設があります。にっぽん丸の船内施設の例をいくつかピックアップすると、次の通り。
- メインホール
- カジノ
- プール(開閉屋根付き)
- 大浴場
- エステサロン
- ショップ・売店
ここから、にっぽん丸の船内施設を紹介していきます。
にっぽん丸の8つのエンターテイメント施設
にっぽん丸には、全部で8つのエンターテイメント施設があります。体を動かせるプールや本格的な映画・ショーを楽しめるホール、カジノなどバラエティ豊かな施設が充実。こちらでは、にっぽん丸の各エンターテイメント施設の詳細をまとめています。
ドルフィンホール
にっぽん丸でメインショーを楽しめるエンターテイメント施設が、ドルフィンホールです。ドルフィンホールは2層の吹き抜け構造になっていて、一流ゲストによるエンターテイメントショーやコンサートを鑑賞できます。
そして、ドルフィンホールの4階部分はショーの終演後はダンスホールへと変身し、楽しいナイトパーティーが始まります。にっぽん丸では、丸1日退屈する隙がないほどのエンターテイメントが待っているのです。
カジノラウンジ「ビギナーズラック」
各種カジノゲームを体験できるのがカジノラウンジ「ビギナーズラック」です。にっぽん丸のカジノラウンジでは、ブラックジャックやルーレットなど、本格的なカジノゲームを楽しめます。
ただし日本船のカジノでは、チップを換金することはできないので注意。チップは船のオリジナルグッズなどの景品と交換できるほか、船内での飲食にも使えます。
なお、にっぽん丸のカジノラウンジでは、ドルフィンバーからのドリンク提供なども行われています。軽くお酒を飲みながらカジノでゲームを楽しむのも、おしゃれですね!
マーメイドシアター
まるで映画館さながらの本格的な映像・音響設備を搭載しているのが、にっぽん丸のマーメイドシアター。マーメイドシアターには103インチの大型モニターが設置されていて、大迫力の映画をクルーズ上で楽しむことができます。
また、にっぽん丸のマーメイドシアターは、ツアーによってはカルチャー教室や講演会の会場になることもあるんですよ。
プール
クルーズ旅行で欠かせないエンターテイメントが、プールです。にっぽん丸のプールは水深1.5mであり、軽くひと泳ぎするにはぴったり。水温は通年30℃に設定されています。
また、にっぽん丸のプールにはスライディングルーフという開閉式の屋根があるので、雨の日でもプールで遊ぶことが可能。プールサイドにはタオルが用意されていて、体を拭いてからキャビンへ帰れます。
プールに併設されている「リドテラス」では、にっぽん丸の名物ドリンクであるGODIVAの「ショコリキサー」を注文できます。もちろん、その他ドリンクや軽食も用意されていますので、プールサイドでひと休みする時にはご活用ください。
スポーツデッキ
体を動かすための多目的デッキがスポーツデッキです。にっぽん丸の名物として知られる「おはよう体操」やシャッフルボード、各種ゲーム大会の会場にも使用されています。
オアシスジム&スタジオ
「クルーズ旅行ではおいしい食べ物がいっぱいだから、太らないか心配」という方のために、にっぽん丸ではオアシスジム&スタジオが用意されています。こちらのスタジオには、ランニングマシーンやエアロバイクなどのトレーニング器具が設置され、自由に体を動かすことが可能。また、ヨガマットの用意もあるのでヨガをすることもできます。
サンデッキ
にっぽん丸の最上階に位置しているサンデッキは、遮るものが何もない空と水平線を一望できる展望スペースとなっています。1周およそ100mのウォーキングトラックがあるので、開放的なデッキでウォーキングをすることも可能です。
プロムナードデッキ
サンデッキよりも長い1周およそ300mのウォーキングを楽しめるのがプロムナードデッキ。大海原を眺めながらウォーキングするのは、日常生活では味わえないクルーズならではの体験です。普段はウォーキングの習慣がない方でも、クルーズに乗った時はウォーキングをしたくなるかもしれませんよ。
にっぽん丸の5つのリラクゼーション施設
にっぽん丸には、日本船ならではの細やかな気配りが行き届いた、リラクゼーション施設が豊富。特に、オーシャンビューの大浴場はにっぽん丸が日本人から絶大な支持を受ける理由の1つです。こちらでは、にっぽん丸のリラクゼーション施設の内容をチェックしましょう。
グランドバス(大浴場)
お風呂好きの日本人から大好評のポイントが、オーシャンビューのグランドバスです。にっぽん丸の3階船尾部分にある大浴場では、大海原を眺めながら広々としたお風呂に浸かれます。
大浴場があれば客室のバスタブがなくても事足りるケースは多いので、旅行代金を安く済ませることも可能。にっぽん丸の大浴場にはサウナもあり、サウナ好きの方にも嬉しいですね。また、タオルやドライヤーの他に化粧水や乳液なども設置されていて、アメニティ類も充実しています。
スパ&エステ
フランスのタルゴ社がプロデュースするプレミアムスパ、それがにっぽん丸のスパ&エステです。こちらのスパでは30分〜120分まで豊富なリラクゼーションメニューが用意されています。大海原を眺めながら、これ以上ない癒しの時間をぜひ体験してみてください。
美容室(山野愛子美容室)
にっぽん丸の船内には、美容室が用意されています。手がけるのは、ブライダルでも有名な山野愛子美容室。カットやパーマなどの基本的なメニューはもちろん、メイクやヘッドスパなどのメニューも用意。特にロングクルーズの際に重宝するリラクゼーション施設です。
ネイルサロン
クルーズ内には様々な施設があり、なんとにっぽん丸にはネイルサロンが設置されているのです。「せっかくのクルーズ旅行だから」ということで、海やクルーズをテーマにした”クルーズネイル”がかわいいと人気。
また、にっぽん丸のネイルサロンでは、女性はもちろん男性用ネイルケアやキッズ用のネイルも実施しています。普段はネイルに興味がない方も、クルーズ旅行中にはいつもと違うおしゃれをしてみてはいかが?
ボディケア
15分単位で気軽に利用できるマッサージ、それがにっぽん丸のボディケアです。手のひらで身体のコリを揉みほぐし、リンパの流れを促進してくれます。日常生活の疲れを癒せるクルーズ旅行だからこそ、ボディケアで疲れをほぐすのもいいですね!
にっぽん丸の4つのカルチャー施設
にっぽん丸の船内には、文化的なエンターテイメントを楽しめるカルチャー施設があります。こちらでは、各カルチャー施設の情報をまとめています。
eカフェ&ライブラリー
雑誌や書籍、新聞などを読めるのがeカフェ&ライブラリー。有料ですが、パソコンを使ったインターネットサービスも利用可能です。
カードルーム
ボードゲームなどを楽しめるのがカードルーム。こちらでは、オセロや麻雀、囲碁など年配の方でも楽しめるゲームで遊べます。麻雀教室が開かれることもあるので、初心者の方でもチャレンジしてみてはいかが?
茶室「吉野」
日本船ならではの特徴として、にっぽん丸には茶室があります。「吉野」と名付けられたにっぽん丸の茶室は、ホライズンラウンジの一角にあります。クルーズによっては抹茶を提供してくれるイベントもあるので、要チェック。
コンファレンスルーム
クルーズによって開催される、アートクラフト教室などのイベント会場になるのがコンファレンスルームです。
過去にはコンファレンスルームの前に沖縄民謡についてのパネルが展示されたこともありました。
にっぽん丸の3つのショップ・売店情報
にっぽん丸のクルーズ船内には、お土産を買える売店やショップがあります。こちらでは、にっぽん丸のショップ・売店情報をまとめています。
ブティック「アンカー」
にっぽん丸でクルーズ旅行のお土産を買うなら、ブティック「アンカー」へ行きましょう。このショップでは、にっぽん丸のオリジナルグッズやお菓子をはじめとした、お土産類が充実しています。また、アクセサリーや衣料品なども販売しているので、クルーズ船内で身に着けるものを購入する際にもどうぞ。
ネットの口コミでは、にっぽん丸のオリジナルピンバッチを購入された方もいらっしゃるようです。とてもかわいくて、お土産にはぴったりですね!
ショップ「ブイ」
日用品や飲み物、食料品などを買いたい場合はショップ「ブイ」がおすすめ。こちらの売店ではお土産も販売していて、各寄港地などから選りすぐったお土産が用意されています。また、有料ですがDVDソフトのレンタルも行われています。
フォトショップ「ドルフィン」
クルーズの旅行中は、船内のカメラマンがいろいろなシーンを撮影しています。フォトショップ「ドルフィン」では、カメラマンが撮影した写真を購入することが可能。自分や家族が写っている写真を見つけたら、にっぽん丸乗船の記念に買ってみてはいかが?
その他4つの施設
こちらでは、クルーズ旅行をアシストしてくれる各種施設を紹介します。
フロントデスク
にっぽん丸のメインエントランスで24時間のデスクサポートを提供してくれるのが、フロントデスクです。各キャビンからの問い合わせにも24時間対応してくれるので、「困った時の相談係」と覚えておきましょう。
クリニック
にっぽん丸の船内には医師と看護師が常駐しているクリニックがあり、万が一のケガや体調不良の際にも相談可能です。健康保険などは適用外の自由診療となるため、本当の緊急時にしか利用しにくいですが、安心ポイントとしては十分です。
ツアーデスク
寄港地観光の相談やオプショナルツアーの予約、内容確認などを行えるのがツアーデスク。寄港地観光でどこに行けばいいか迷っている方は、相談してみましょう。
クルーズサロン
船内での過ごし方など、にっぽん丸のクルーズに関する相談ができるコンシェルジュサービスです。次回クルーズの予約なども可能です。
にっぽん丸の口コミと評判
実際ににっぽん丸に乗船した経験のある方は、どんな口コミや評判を寄せているのでしょうか?こちらでは、SNSに寄せられたにっぽん丸の口コミや評判を紹介します!
2日目の夕食。同じ物を出したことがないというにっぽん丸のディナー。今まで一番よかったフランス料理だったかもしれない。 #にっぽん丸 #2019サハリンクルーズ pic.twitter.com/rIx0k6F4Iq
— Cge (@tsubaki45) September 22, 2019
この方はにっぽん丸のフランス料理の味を高評価しています。やはり美食にこだわるにっぽん丸ですから、料理が良かったという感想はみなさん口にされます。
それにしても、「にっぽん丸では同じ物を2度も出したことがない」というのは、本当なのでしょうか。本当だったらすごいですね!
まとめ:大人気クルーズなので、早めのご予約を
今回は、日本船として大人気のクルーズ船、にっぽん丸の情報をまとめました。グルメにこだわりのあるにっぽん丸なので、「旅行ではグルメを重視する!」という方におすすめです。
にっぽん丸は予約が始まるとすぐに客室が埋まってしまうほど大人気のクルーズ船。旅のご予約は、WEBからお早めにどうぞ!
著者

編集者兼ライターとして5年以上勤務。頻繁に旅行する愛好家で、経験を活かした情報発信に努めます!
監修者

クルーズ歴8年以上。船上での累計泊数は26泊以上にもなり、過去5つのクルーズ船への乗船経験があります。