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明治村の帝国ホテルの情報まとめ!喫茶室(カフェ)も紹介

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愛知県犬山市の博物館明治村には旧帝国ホテル中央玄関が保存されています。当時を彩った建物には、今を生きる私たちの心にも響く建築美が残されているんですよ。当時の人々の思いや歴史を感じれば、日常のつまらない出来事なんて取るに足りないことに思えそうですね。カフェの利用も可能な旧帝国ホテルの魅力に迫ります。

この記事を監修した人

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Hatsu

東海地方出身、生まれてから現在まで20年以上在住。ローカル知識を生かし、ついつい読みたくなるお出かけ情報を発信します!

天才建築家が遺した旧帝国ホテルで自然と建築美の融合を楽しむ

明治村を散策

出典:4Travel

大正時代に建てられた旧帝国ホテルにあるのは、今なお人々の心を潤す美しさです。その目で確かめてみませんか?

自然との融合が美しい…旧帝国ホテル中央玄関

帝国ホテル

https://www.aoyamabussan.co.jp/blog/meijimuraday1/

明治村は約100万㎡という広大な敷地を利用したテーマパークです。1丁目から5丁目まで区切られた区画分けがその広さを物語っていますね。その1丁目から5丁目に向かうと、明治村で一番大きい建物である旧帝国ホテル中央玄関が目に入ります。

旧帝国ホテル中央玄関は緑に囲まれていて、天気の良い日には青空とレンガ造りのコントラストを楽しむこともできますよ。レトロな建築美と自然が奏でるハーモニーが、日常からトリップできる入口となっているんです。

天才建築家フランク・ロイド・ライトが遺した建築美とは

帝国ホテルの内観

出典:Life Designs

旧帝国ホテルを設計したのは「空間の魔術師」と呼ばれた天才建築家フランク・ロイド・ライトです。この建物が「ライト館」と呼ばれる理由はここにあります。今でも絶賛される建築美は至る所から感じ取ることができます。

エントランスは意外にも天井が低めに設計されていますが、これもライトの魔術。「これから何かが起こりそう」と人々に期待させる演出なんです。

これまた少し幅の狭いドアから中に入ると、まるで日本式の玄関のように1段上がっていることに気付くはず。日本人を安心させるとされるこの段差は、ライトが日本の建築からヒントを得て作ったと言います。

この先に待っている大きく開かれた空間に足を踏み入れると、誰もが心が弾けるような解放感を味わいます。照明器具だけに頼らず外の光も大いに利用したロビーの造りや細部の彫刻、テラコッタなど、ぜひその目で確かめてみてくださいね。

帝国ホテル喫茶室で、大正浪漫に思いを馳せる

旧帝国ホテルの中には売店とカフェ・帝国ホテル喫茶室があります。広大な明治村の散策で疲れたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

レトロで美しい喫茶室に立ち込めるコーヒーや紅茶の香りは体だけでなく心まで癒してくれます。昔風のハイカラな服装をした店員さんがメニューを聞きに来てくれるのもまた一興。一息入れて、大正浪漫に思いを馳せてみてくださいね。

激動の歴史を彩った旧帝国ホテルに感じる歴史の香り

旧帝国ホテルではライトの建築美に加えて、重厚な雰囲気も体感することができます。それは、この建物が激動の時代に耐えてきたことに由来するのかもしれません。

旧帝国ホテルは関東大震災や戦争を乗り越えた建築物

華やかなイメージのある旧帝国ホテルですが、実は震災や戦争をも耐え忍んだことをご存知ですか?1923年、落成記念の式典開催予定の日に関東大震災が発生しました。旧帝国ホテルは一部崩れただけでその姿を保ち、避難所として人々を助けたんです。

その後1945年の東京大空襲では建物の4割ほどが壊れましたが、終戦後の復旧工事で本来の姿を取り戻しました。

明治村への移設復元工事に費やした期間は約10年?!

地震にも戦争にも耐えた旧帝国ホテルは補いきれない老朽化のせいで1967年に閉鎖され、翌年までに取り壊されてしまいました。それを約10年かけて移設復元したのが明治村の旧帝国ホテルなんです。

決して短くはない10年もの歳月を費やすことができたのは「歴史的な建築美を後世に残したい」「当時の人々の心に刻まれた建築物を復元したい」という思いがあったからなのでしょうか。旧帝国ホテルを見て歴史に思いを馳せれば、ここに携わってきた人々の熱い思いも感じられるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?明治村の旧帝国ホテルをご紹介しました。ここには建築士ライトが遺した建築美と、旧帝国ホテルが乗り越えてきた時代の残り香があります。目に見えるものだけでなく、季節や思いなどの目には見えないものの良さも感じることができますよ。日常からトリップして大正時代の空気を感じたいなら喫茶室の利用もおすすめです。ぜひ一度行ってみてくださいね。

Writer:ニシムラ。