諏訪大社にひとつだけ行くならどこがいい?長野県出身の筆者がご紹介
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長野県の諏訪湖周辺に鎮座する諏訪大社。いくつかある中でどこに行くべきか迷われる方も多いかと思います。
4つの神社からなる諏訪大社にひとつだけ行くならどこがいいのか、長野県出身で諏訪大社に馴染みのある筆者がご紹介します。
諏訪大社にひとつだけ行くならどこがいい?
結論
- 上諏訪~茅野方面なら「本宮」
- 下諏訪~岡谷方面なら「秋宮」
格に優劣はありませんが、本宮と秋宮は4社の中では大きく、付近にお土産屋さん等もあるのでどこか1ヶ所だけ訪れるなら本宮か秋宮がおすすめです。宿泊場所やスケジュールに合わせてどちらか選ぶといいでしょう。
4つの神社からなる諏訪大社
諏訪大社は全国に多数ある諏訪神社の総本社で、「上社(かみしゃ)」と「下社(しもしゃ)」に分かれています。
さらに上社には「前宮(まえみや)」と「本宮(ほんみや)」、下社には「春宮(はるみや)」と「秋宮(あきみや)」があります。
諏訪大社は2社4宮
- 上社 前宮
- 上社 本宮
- 下社 春宮
- 下社 秋宮
諏訪大社といえば木落しをする「御柱祭(おんばしらさい/みはしらさい)」が有名ですが、それぞれの神社に御柱祭で運んできた4本の御柱が立てられています。
諏訪大社 上社 前宮
諏訪信仰はじまりの地とも言われている前宮では、唯一4本全ての御柱を間近で見ることができます。他の3社には本殿がないのに対して、本殿があるのも前宮だけです。
諏訪大社 上社 本宮
本宮には重要文化財に定められた建造物が多数あります。
上社の建造物では最大の神楽殿(上)や、約70mもある入口御門の長廊「布橋(ぬのばし)」(下)は見応えがあります。
諏訪大社 下社 春宮
春宮には重要文化財の幣拝殿があります。
大門前の道路には下社で最古の建造物「下馬橋(げばばし)」があります。
諏訪大社 下社 秋宮
秋宮の幣拝殿と神楽殿は重要文化財に定められており、神楽殿の大しめ縄は迫力満点。両脇にはかつて日本一大きいとも言われた青銅製の狛犬が置いてあります。
諏訪大社に回る順番はあるの?
特に順番は決められていないため、どこから訪れてもOKです。
1ヶ所だけはもちろん、4社全てを回る時間がないという方は上社か下社に絞って訪れるのもいいですし、時間がある方は4社の御朱印を集めると記念品がもらえるので全社訪れてみるのもいいでしょう。
まとめ
諏訪大社にひとつだけ行く場合、上諏訪~茅野方面を訪れるなら「上社 本宮」がおすすめ。下諏訪~岡谷方面に行くなら「下社 秋宮」がおすすめです。
泊まる場所なども考慮して、都合のいいほうを選んでみてはいかがでしょうか。
著者
さはら
ご当地の特産品や地酒、歴史に触れられるお城や社寺が好き。興味を生かして様々な記事を執筆します!