常滑やきもの散歩道の、レトロかわいい路地をぶらり旅

古くから焼き物の街として有名な愛知県常滑市。そんな常滑市にある「やきもの散歩道」は、釜業で栄えた街並みが今も残り、人気を集める観光地です。
レトロな雰囲気の街並みに加え、かわいい雑貨店やカフェも点在しているので、ゆっくりと散策するのにぴったり。今回は、やきもの散歩道の魅力をご紹介します。
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やきもの散歩道の見守り隊!「常滑系招き猫」がお出迎え
今日は2月22日✨
にゃんにゃんにゃんで猫の日ですね😻やきもの散歩道には近所の猫ちゃんも置物の猫ちゃんもあちらこちらで見かけます。
常滑系招き猫の特徴は大きなタレ目で
右から…白のトコタン
真ん中…金のとこにゃん
左が…白のとこにゃん
みんな左手でお客様を招いております❣️#猫の日 pic.twitter.com/VqZRph1MTY— 山田めぐみ 普段着物のお店 平五郎 (@megumi393939) February 22, 2018
常滑系招き猫をご存知でしょうか?聞いたことがないという方も多いかもしれませんが、実は、お店の店先などで見かける招き猫のほとんどが常滑系招き猫です。
ふっくらとしたフォルムや大きな目・耳などが特徴で、可愛らしく親しみやすい雰囲気から招き猫のスタンダードとなっています。常滑にはそんな招き猫達に会えるスポットが数多く存在するので、よく探しながら巡ってみましょう。
大迫力のフォトスポット「見守り猫とこにゃん」
常滑の『やきもの散歩道』を散策🏃💨#常滑、#やきもの散歩道、#とこにゃん pic.twitter.com/I83FoD8Ncj
— すぎ坊 (@sugibo_m) October 30, 2020
まずは高さ3.8m、幅6.3mと大迫力の「見守り猫とこにゃん」。ザ・常滑系招き猫のとこにゃんと並んで写真を撮れば、常滑観光の良い思い出に!写真越しでもその大きさが伝わります。やきもの散歩道をいつも温かく見守っているとこにゃんに会いに行きましょう。
猫好きにはたまらない!「とこなめ招き猫通り」
とこなめ招き猫通り 「ぼけ防止」なんてのも(笑) pic.twitter.com/Mf0bulAOCD
— 八紘学園農産物直売所スタッフ (@hakkoustaff) January 17, 2020
名鉄常滑駅から陶磁器会館へ続く道は猫好きの天国「とこなめ招き猫通り」。御利益陶製招き猫39体や、本物そっくりの猫11体が通りにずらりと並んでいます。
これらは常滑の陶芸作家が心を込めて作ったもので、個性溢れる招き猫達がお出迎えしてくれます。たくさんの猫の中からお気に入りの子を探すのも楽しそうですね!
レンガの煙突に登窯!情緒溢れる路地をのんびり散策
やきもの散歩道にはレンガの煙突に登窯など、焼き物の街らしい風景が広がります。マップを片手にぶらりと散歩してみると懐かしい景色に出会えるかも。
やきもの散歩道を代表する「レンガ造りの煙突」
何度も常滑に行っているのですが、今回はじめてINAXライブミュージアムを訪れました。 pic.twitter.com/rmCjIyas5V
— Ayako Kimishima (@kimi_aya_) November 24, 2019
レンガ造りの煙突がいくつも伸びる風景は焼き物の街、常滑ならでは。高い煙突を持つ「INAXライブミュージアム」には、「世界のタイル博物館」や「ものづくり工房」など、学び、体験できる6つの施設が入っています。やきもの散歩道エリアから少し離れていますが、散策がてらぜひ足を伸ばしてみましょう。
焼き物の街、常滑らしい景色が広がる「土管坂」
やきもの散歩道内の「土管坂」では、壁面に明治時代の土管や昭和初期の焼酎瓶が敷き詰められた、ユニークな景色が楽しめます。こちらは映画「20世紀少年」のロケ地でも知られており、坂をバックに写真を撮ればインスタ映え間違いなし!常滑らしい思い出の1枚になるでしょう。
またこちらは、「ふるさとの坂30選」にも選ばれており、のんびりお散歩の途中に立ち寄りたいスポットです。
市指定の文化財「廻船問屋 瀧田家」
市の指定文化財。廻船問屋瀧田家のお家を見学。 pic.twitter.com/yZwyIRxHiq
— きのしげと (@PeroMydoggy) June 13, 2015
こちらは、江戸時代から明治時代にかけて廻船問屋を営んでいた瀧田家のお屋敷で、中の見学が可能です。当時の暮らしや海運の歴史についての展示があり、興味深く学ぶことができます。
窯の中も見学できる「登窯」
国の重要有形民俗文化財にも指定されている「登窯」は、常滑観光でぜひ訪れたいスポットの一つ。10本の大きな煙突は当時の繁栄を物語っています。登窯内は見学もできるので、興味のある方は中を覗いてみましょう。
登窯を見学した後は隣接する「登窯広場」へ立ち寄るのがおすすめ。広場内には登窯をイメージしたオブジェや水琴窟などがあり、登窯広場展示工房館では陶芸体験も楽しめます。
路地散策に疲れたらおしゃれなカフェ&雑貨店でひと休み
やきもの散歩道には、おしゃれなカフェや雑貨店も点在しています。常滑らしい、焼き物の雑貨を扱う店が多いのも特徴。器にこだわったカフェもあるので、ランチやティータイムに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
MADOYAMA(マドヤマ)
古民家を改装したカフェ、MADOYAMA さんで、ランチをいただきました。
レトロで落ち着いた空間の中、食事やお茶が楽しめます。
食べたのは鶏のレッグが一本入ったミートカレーです。
カレーはスパイシーながらも優しい味です。レッグはよく煮込んであるので、柔らかくて美味しい😃#常滑#カフェ pic.twitter.com/ZC6nAfvif4
— 東樹@新人小説家 (@azumaituki33) January 20, 2020
やきもの散歩道の街並みに溶け込む風情ある外観の「MADOYAMA」。一階は焼き物の器から布ものまで暮らしの小物を扱う雑貨店、二階は落ち着いた雰囲気のカフェになっています。
自家製スイーツやドリンクに加え、カレーやランチプレートなどのフードメニューも充実しているので、お腹が空いた時にも立ち寄りたいお店です。
ni:no(ニーノ)
10/11(日)の常滑カフェ巡り。
陶磁器会館向かいにあるni:noにて、
Aランチのチキンとたっぷり野菜のミルクスープ。
たっぷり野菜と柔らかチキン、優しく、しっかりした味♪
野菜中心の前菜もまた、格別に美味しい♪#常滑 #常滑飯 #常滑カフェ #nino #ニーノ pic.twitter.com/YWlwzFIIGf
— フェイ(常滑セラ、常滑市推し) (@favi_chita) October 17, 2020
「ni:no」は古民家を利用した趣のあるカフェ&雑貨店です。カフェで使用されているのは、味のある常滑の器。
この器にのった美味しいランチや甘味が頂けます。ゆったりとした時間が流れ、穴場的な雰囲気のある店内はお一人様にもぴったり。お散歩のひと休みにおすすめです。
パン工房風舎
パン工房 風舎<常滑市>
窯元が密集する常滑中心部に小さなパン屋さんを発見👍
神戸のパン職人直伝の手法で作るパンは素朴で懐かしく、優しい味☺#常滑市 pic.twitter.com/i4itPyW8N2— Aichi Now【愛知の観光情報】 (@AichiNow_jp) December 30, 2015
「パン工房風舎」は、スイーツ系からお惣菜系まで、美味しそうなパンがずらりと並ぶベーカリー。様々な種類のパンの他、旬の食材を使用したタルトやキッシュなども楽しめます。イートインできるスペースもあるので、小腹が空いた時にも利用できます。
まとめ
焼き物好きでも、そうでなくても、ゆったりとした時間を過ごせるやきもの散歩道。落ち着いたカフェや、いつまでも眺めていたくなる懐かしい風景が広がっているので、一人旅にもおすすめです。どこか懐かしい雰囲気漂う街をのんびりと巡ってみてはいかがでしょうか。
著者

旅行メディアのライターとして約5年間勤務。ほぼ毎月旅行をする愛好家で、海外旅行経験も豊富です。
編集者

編集者兼ライターとして5年以上勤務。頻繁に旅行する愛好家で、経験を活かした情報発信に努めます!