クルーズのキャンセル料は高い?注意点や回避方法を紹介
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非日常の船旅を楽しめるクルーズ。子どもから大人まで魅力的な体験ができると人気を集めています。しかし、キャンセル料は通常の旅行と比べて高いので注意が必要です。また、キャンセル料が発生する時期も早めに設定されています。
今回はそんなクルーズキャンセル料の注意点を紹介します。また、「クルーズ旅行取消保険」を利用するなど、高いキャンセル料を回避する方法もチェックしていきましょう。
クルーズのキャンセル料は高いので注意
まずは、クルーズキャンセル料の基本について押さえておきましょう。
クルーズは早くからキャンセル料が発生する
クルーズのキャンセル料が発生する時期は船会社、旅行会社によって異なりますが、一般の海外旅行より早めです。
特に、セールや割引きプランは、予約日から一定のキャンセル料が発生する場合があるので、予約前にしっかり確認してから申し込みましょう。また年末年始や夏休み期間など、人気シーズンのクルーズも早くからキャンセル料が発生します。
個人手配と旅行会社手配で変わるキャンセル料
クルーズ・飛行機・前泊ホテルを個人手配した場合、それぞれにキャンセル料が発生します。発生する時期も異なるので、すべて確認しておく必要があります。
クルーズ・飛行機・前泊ホテルがセットになったパック旅行を旅行会社を通して手配した場合、キャンセル料発生日や費用などは旅行会社の規定に従います。これらは、旅行会社によっても異なるのでよく考えて予約しましょう。
クルーズは天候不良でもキャンセルできない
天候不良や感染症の流行などを理由にクルーズを取りやめたい場合も、船会社が催行中止にしない限りキャンセル料がかかります。また、ハリケーンなどの影響で航路や寄港地が変更になることもありますが、それを理由にキャンセルする際も料金が発生します。
しかし、天候不良のシーズンはそのぶん価格も安めなので、覚悟の上で申し込んでみるという選択も良いでしょう。クルーズ船内は施設が充実しているので、多少の天候不良でも十分楽しめます。
高いキャンセル料を回避できるクルーズ旅行取消保険
クルーズの高いキャンセル料がネックで予約をためらっている人もいるのではないでしょうか。そんな時はクルーズ旅行取消保険の利用を検討してみてください。
クルーズ旅行取消保険とは?
何らかの理由でクルーズをキャンセルすることになった場合、満額(もしくはそれに近い額)を補償してくれる保険です。
単体でも申し込めますし、海外旅行保険の特約として付帯することもできます。保険料はクルーズ旅行代金に合わせて設定されており、契約内容によっては渡航費のキャンセル料も保障してもらえます。
旅行会社で申し込む場合
旅行会社からクルーズ旅行プランを申し込んでいる場合、クルーズ旅行取消保険も旅行会社経由で申し込めます。旅行会社によって取り扱っている保険は異なりますが、内容に大きな差はありません。
船会社で申し込む場合
船会社が保険を扱っているケースは稀ですが、同じような内容のプログラムを用意している船がほとんどです。このプログラムはクルーズ予約時に申し込みます。
キャンセル料が現金で返ってくる場合やFCC(次回のクルーズで使える割引券)で返ってくる場合など、船会社によって内容が異なります。
他にもある!クルーズの高いキャンセル料を回避する方法
クルーズ旅行取消保険以外にもキャンセル料を回避する方法があります。
乗船前のスケジュールに余裕を持たせる
頻繁に起こるケースではありませんが、クルーズ船に乗り遅れてキャンセルせざるを得ないこともあります。飛行機の遅延や欠航が心配ならば、1日前に到着するスケジュールにして前泊するのも、キャンセル回避方法の一つです。
「キャンセル」ではなく「変更」する
「日程の都合がつかない」「グループの1人が参加できない」といった場合、別日のクルーズや代わりの人に変更できるプランを用意している船会社もあります。どちらもクルーズ料金に合わせた変更手数料がかかりますが、キャンセル料よりも安く抑えられるます。
クルーズの予約内容を確認して高いキャンセル料を回避しよう!
クルーズのキャンセル料は船会社と旅行会社、どちらから予約しても高いものです。クルーズ旅行取消保険やキャンセル料免除プログラムを利用すると旅行代+αの費用がかかりますが、キャンセル料の心配から解放されます。予約時は万が一の場合を考えてキャンセル規定にしっかり目を通し、後悔のないようにしましょう。
著者
木下 佑衣
クルーズ歴8年以上。船上での累計泊数は26泊以上にもなり、過去5つのクルーズ船への乗船経験があります。