クルーズ旅行に必要な現金はどのくらい?出発前にチェックしよう
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クルーズ旅行の準備を進めていて「現金をどのくらい持って行けばいいだろう?」と悩んだことはないでしょうか。特に初めてのクルーズ旅行であれば、「船内はカード払い?現金払い?」「船内で両替はできる?」など疑問も多いものです。
この記事では、クルーズ旅行で必要な現金について解説します。出発前に確認しておきましょう。
クルーズ船内で現金は必要?
まずは、クルーズ船内での支払い方法について見ていきましょう。
クルーズ船内での支払いはクルーズカードが基本
クルーズ船内での支払い時は基本的にクルーズカード(シーパスカードとも呼ばれる)を使用します。クルーズカードは乗船手続きの時に発行してもらえるカードで、手持ちのクレジットカードと紐付けることで船内での買い物や支払いに使用可能です。
また、船内での身分証明書の役割も果たすので、カードホルダーなどに入れて大切に携帯しておきましょう。船内でのショッピング代や(有料の)飲食代などは、このクルーズカードに紐付けたクレジットカードから引き落とすのが1番便利な方法です。下船時に手続きなどは必要なく、請求書明細に間違いがなければ、勝手に引き落とされます。
しかし、現金払いが不可というわけではありません。船内で使用した金額は、下船前夜に船内フロントで現金精算ができます。(現金とクレジットカードの併用もできます。)この時、下船前夜〜当日早朝にかけて客室に届く請求書明細を持って行きましょう。現金精算可能な通貨は船により異なりますので、事前に確認しておく必要があります。
船会社主催の寄港地観光もカードで支払い
船内だけではなく、船会社が主催する寄港地観光も、クルーズカードで支払いが可能です。ただし、乗船前に申し込んだ場合は、クルーズ旅行代などと一緒に事前支払いになります。
クルーズ旅行に必要な現金
クルーズ旅行では、いくつもの国を巡ります。その国に合わせた現金を用意しておくと安心です。
寄港地の通貨
最近では、カードが使える国やエリアが増えていますが、現金がなくても大丈夫だろうと考えるのは危険です。カードが使えない場合や、両替できない場合を考えて現地の通貨をいくらか用意しておきましょう。
大きな買い物はクレジットカード、カフェでのお茶代程度は現金払いなどうまく使い分けるのがおすすめです。
日本円
日本周遊のクルーズでなくても、日本円を持って行っておくと安心です。クレジットカードの紛失・盗難に備えて、数千円~数万円をスーツケースやお財布に入れておきましょう。また、海外発着のクルーズの場合は、出国・帰国時の食事や買い物に使えます。
クルーズに持っていく現金の悩みを解消
最後に、クルーズに関する現金のさまざまな悩みを解消しておきましょう。
クルーズ旅行にはどのくらいの現金が必要?
先述したように、船内はカード払いが基本なので、クルーズ旅行で現金を使用するメインは寄港地です。寄港地でのお土産代、飲食代、観光施設の入館料などをある程度現金で用意しておくと安心です。
しかし、寄港地での過ごし方によっても、必要な現金の額は変わってきます。港周辺を散策するくらいであれば、現金はあまり必要ありませんが、ショッピングをメインで楽しむなら現金が多めに必要です。
寄港地での過ごし方をあらかじめしっかりと決めておけば、必要な現金を考えやすいでしょう。
クルーズ船内で両替はできる?
船内通貨は米ドルかユーロが基本です。日本円を米ドルやユーロに両替できるかは、船によって異なるので注意しましょう。
また船内では、日本円を現地通貨に両替できないことがほとんど。(外貨不足により、米ドル・ユーロ→現地通貨の両替もできないことがあります。) そのため、乗船前に両替を済ませておくのがおすすめです。
クルーズターミナル(港)で両替はできる?
多くのクルーズターミナルには両替所があります。しかし、テンダーボードで寄港するような場所などには、両替所がないことも。港情報をしっかり確認するか、事前に両替をしておきましょう。
クルーズ旅行前に必要な現金を確認しよう
クルーズで巡るのは1ヶ国と限らないので、現金の用意に迷うことが多いでしょう。特に行ったことのない国に寄港する場合は、両替所があるのか、カードを使える店が多いのかなどわからないことだらけ。
そんな時は、ある程度の現金を寄港地の通貨に両替して持って行くと安心です。クレジットカードと現金をうまく併用して、クルーズ旅行中の買い物や観光を満喫してください。
著者
木下 佑衣
クルーズ歴8年以上。船上での累計泊数は26泊以上にもなり、過去5つのクルーズ船への乗船経験があります。