宮島の高級ホテル・旅館5選☆元雑誌編集者が露天風呂付き客室や部屋食などおすすめ宿を厳選
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この記事では、大手旅行雑誌の元編集者である筆者が、宮島でおすすめの高級な旅館・ホテルを紹介します。露天風呂付きスイートルームがあり部屋食にも対応している錦水館をはじめ、宮島で一度は泊まりたい宿を厳選しました。
宮島 錦水館(きんすいかん)
「宮島 錦水館(きんすいかん)」は、1902年創業の老舗でありながら進化を続け、洗練された設備とおもてなしで人気の高級温泉旅館です。
厳島神社や瀬戸内海を望む客室の温泉
39の客室のうち、3室の特別室ではとりわけ圧巻のラグジュアリーステイを満喫できます。
2023年に改装された半露天風呂付きスイート「Roku」は、すぐ目の前に厳島神社を望む高級感たっぷりの夢のような客室。
86㎡の空間にはリビングルーム、ダイニングルーム、ベッドルーム、8畳の和室を備え、食事はダイニングスペースでの部屋食です。半露天風呂から眺める宮島の賑やかで美しい景色にうっとり。5名まで宿泊できるのでファミリーにもぴったりです。
2021年、2022年と立て続けに改装された客室も目の前に瀬戸内海の絶景を見晴らす42㎡のお部屋で、海と繋がりそうな錯覚を覚える半露天風呂での湯浴みが最高です。
客室のお風呂ではいずれも準天然温泉の「光明神々温泉」を楽しめますよ。
落ち着いた雰囲気を楽しむ静かな大浴場
宮島で湧き出る海水を含む天然温泉、宮島潮湯温泉を大浴場で堪能できます。
地下にあり眺めはありませんが、その分落ち着いた雰囲気と差し込む太陽の光が醸す大人の休日感を楽しむことができます。
文句なしの絶品創作和食
夕食は、各宿泊予約サイトでも高い評価を得ている地産地消のおしゃれな創作和食。長く日本料理の修業を積んだ一流の料理人によるご馳走です。
沢山の種類のおかずを少しずつ楽しむ「雅膳」、瀬戸内海の魚介を盛り込んだ「美味魚編」、高級ブランド牛の広島牛をたっぷり味わう「美味肉編」、宮島ならではの高級食材を楽しめる「美味饗宴」など好みに合わせたコースが選べますよ。
撮影したくなる絶景スポットが盛りだくさん
館内には瀬戸内海や宮島一望のルーフトップテラス、宮島の賑わいや船が通る様子を楽しめるシーサイドテラス、フリードリンク付きのブックカフェも。
日常とかけ離れて心身を解き放つ、そんな時間が過ごせる高級旅館ですよ。
厳島いろは
「厳島いろは」は、宮島桟橋から歩いて約5分の場所に立つ、大人向けの上質な高級旅館です。明治40年創業の老舗旅館が、2022年末に生まれ変わり再オープンしました。
ハイクオリティなステイを体感
客室は15室。なかでも抜群の高級感を堪能できる客室が、100㎡スイートルーム「海」です。ヨーロッパから取り寄せた壁紙をはじめ、肌触りや質感にこだわりをもって一つ一つ作られたお部屋で、最上級の快を味わうことができます。
バスルームやリビングの大きなガラス窓からは瀬戸内海の絶景と、目の前に厳島神社の大鳥居も見え、どの時間帯にも感動モノの景色を楽しめます。
そのほかにもスイートルームやジュニアスイート、スーペリアルームなど数々の高級感あふれる客室が揃い、素敵なひとときが過ごせますよ。
料亭のような割烹や会席料理
お食事は、スタンダードプランでは瀬戸内海の魚介たっぷりの会席料理。旬の地元素材を使用するためメニューは月替りで、上品な味付けで絶品と好評です。
少なめのコース料理のほかに単品メニューから食べたいものを選べる、特殊なスタイルの瀬戸内割烹のプランも面白いですね。
宮島の絶景を見晴らす露天風呂が圧巻
大浴場は最上階に位置しており、特に大鳥居を望む露天風呂が人気です。どの時間に訪れても迫力満点で、何度でも入浴したくなる気持ちよさ。内湯も、小ぢんまりとしていながらも開放感抜群です。
オールインクルーシブでも楽しめる
宮島では珍しいオールインクルーシブプランも採用しているので、ルームサービスやレストランでの食事などお財布を気にせずに楽しむこともできますよ。
みやじまの宿 岩惣(いわそう)
「みやじまの宿 岩惣(いわそう)」は、創業1854年の老舗の高級旅館です。厳島神社まで徒歩3分、宮島ロープウェーまで徒歩7分と観光にも便利な立地にあります。
自然に囲まれた離れの客室でぜいたくステイを
38室の客室は4棟の離れとシンプルな10畳の和室に分かれており、高級旅館として楽しむのであれば離れへの宿泊がおすすめです。
4棟のうち宿泊予約サイトで予約できるのは離れのうちの1棟「秋錦亭」。昭和3年に建てられた木造の平屋で、二間の和室と内風呂を備えています。日本的なデザインが施され、掛け軸や格子などにこだわりが隠された伝統美も感じられる人気の客室です。
爽やかな気分で希少な温泉を満喫
館内で、若宮温泉とよばれる宮島でも希少な温泉に浸かることができます。原生林を眺める大浴場では川のせせらぎも聞こえ、大自然に包まれた静かな湯浴みを楽しめます。
宮島ならではの食材を用いた懐石料理
夕食は、京懐石で修業を積んだ料理長による、丁寧で美しい懐石料理です。
広島ならではの食材をバランスよく織り交ぜたスタンダードプランのほか、広島牛の食べ比べプラン、黒毛和牛のすきやき懐石など選りすぐりのお肉が食べられるプランも人気です。
別世界に入り込んだような高級旅館
玄関から館内まで風情と重厚感があり、タイムトリップしたような気分でゆっくりと深呼吸できる高級旅館ですよ。
宮島グランドホテル有もと
「宮島グランドホテル有もと」は、厳島神社のすぐそばに立つロケーション抜群の高級ホテルです。
目の前に厳島神社がそびえる高級客室も
55室の客室を有しており、目の前のライトアップされた厳島神社に心が洗われる、京都の数寄屋師が手掛けた露天風呂付き特別室や、露天風呂だけでなく内風呂のビューバスもついた海側の露天風呂付き客室など高級感あふれる客室も用意されています。
庭園側にも露天風呂付き客室などを備えており、風情ある静かなステイを、予算を落として楽しむことができます。
風情たっぷりの人工温泉の大浴場
活性石温泉とよばれる人工温泉をたたえる大浴場は、男女の入れ替えが行われるため2つのお風呂を満喫できます。深夜は1時まで、朝は5時からオープンしているので混雑を避けて利用することも。
夜にライトアップされる露天風呂も気持ちがいいですよ。
契約漁師の新鮮な魚介を使った懐石料理
基本の夕食は、毎朝契約漁師がとる新鮮な魚介を中心とした懐石料理。旬の魚介や広島の名物を少しずつ、たっぷりといただけます。お肉をしっかり食べたい人には、A5ランクの広島牛を使った懐石プランもおすすめです。
このホテルのなかでも最も高級な食事プランは、選りすぐりの高級食材をふんだんに使用したゆとり本懐石。大ぶりの牡蠣やステーキなど、日頃は味わえない美味を堪能できます。
朝から晩まで宮島を楽しみ放題
宿泊者限定のナイトガイドツアー、ロビーコンサート、ロビーでのフリードリンクなどホテル内外でのお楽しみもたっぷり。厳島神社までも徒歩3分の立地なので、夜も朝もしっかりと宮島を感じられますよ。
ホテル宮島別荘
「ホテル宮島別荘」は、老舗旅館の錦水館がプロデュースし2017年に誕生した、宮島桟橋から徒歩1分の場所に立つ比較的新しい高級ホテルです。
スイートルームや海側客室がおすすめ
42の客室はハーバービュー、山側、ロフトなどさまざまですが、なかでも海側のツインルームが人気です。
35㎡の客室で、和モダンテイストの町家スタイルと爽やかな海風を感じさせる海スタイルの2タイプがあり、なにより宮島ならではの瀬戸内海の絶景が魅力です。
より高級な68㎡のジュニアスイートは山側の客室で、白を基調とした開放感抜群のビューバスから望む一面の大自然や、この客室の特別なアメニティやこだわりのインテリアで存分にくつろげる客室です。夜はSerta製のベッドでぐっすり。
高級感はありつつも家のように過ごせるお部屋ですよ。
地産地消のおしゃれなビュッフェ
料理は、イタリアンの名店のシェフとフレンチやイタリアンのレストランで研鑽を積んだ料理長がタッグを組んで手掛けた地産地消のビュッフェ。
有機野菜をはじめ安全な食材にこだわり、広島牛や瀬戸内海の鮮魚などを使った宮島ならではのおしゃれな創作料理がいただけます。ドリンクコーナーではお酒が飲み放題なのも嬉しいですね。
畳敷きの大浴場で絶景温泉を楽しむ
温泉は、光明神々温泉とよばれる準天然温泉を、宮島らしい景色一望の展望風呂がある大浴場で楽しめます。大浴場の床が畳敷き、置かれているアメニティもこだわっており、快適に過ごすことができます。
おしゃれな館内施設巡りもおすすめ
ホームメイドのベーカリーや朝から地ビールや日本酒などを楽しめるバルも備えており、館内で存分にぜいたくを感じられます。
ヒーリング音楽が流れ、照明を落としたラウンジではフリードリンクの提供も。デッキテラスに出ればハンギングチェアやインスタ映えするスケルトンのドーム型テントで非日常のぜいたくを味わえます。
まとめ
この記事では、広島県の宮島でおすすめの高級な旅館・ホテルを紹介しました。露天風呂付きスイートルームがあり部屋食も利用可能な錦水館をはじめ、宮島には一度は泊まりたい宿がたくさんありましたね。
著者
Mei
大手旅行雑誌で編集者として6年間勤務。日本全国を旅した経験をもとに、専門性の高い記事を執筆します!