太平洋フェリーでフォトジェニックな船旅へ!船内の過ごし方も紹介

空前の船旅ブーム到来!大海原を眺めながら過ごす優雅なひとときなど、船上での非日常体験は憧れちゃいますよね。
「けれど、クルーズ旅はハードルが高くて難しい…。」そんな方は、まずは手軽な太平洋フェリーでフェリーの旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。太平洋フェリーの豪華な船内は女子旅にぴったり!いつもの国内旅行に飽きてしまった方にもおすすめです。
太平洋フェリー船上でリフレッシュ!非日常の船旅へ
今回ご紹介するのは、名古屋港(愛知)・仙台港(宮城)・苫小牧港(北海道)を結ぶ「太平洋フェリー」。太平洋フェリーは船旅ファンから長く愛されている船会社で2018年までに、船旅専門誌「クルーズ」の読者投票で選ばれる「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」のフェリー部門27年連続受賞を果たしています。
航路

出典:太平洋フェリー公式サイト
太平洋フェリーは名古屋港⇆仙台港が隔日、仙台港⇆苫小牧港が毎日運行。名古屋を夜(19:00)に出発して次の日の夕方(16:40)には仙台に到着します。
さらに、そのまま太平洋フェリーに乗船していれば苫小牧まで行くこともできます。その場合、短い時間ですが仙台港で一度下船することもできるので、港周辺の観光も楽しめます。
船舶
現在就航している太平洋フェリーの船は「きそ」「いしかり」そして2019年に就航したばかりの「きたかみ」の3隻です。
太平洋フェリーの船内にはレストランやカフェ、シアターラウンジなど設備が充実しており、内装デザインがそれぞれ違うのも魅力。新造船のきたかみにはプロジェクションマッピングを楽しめるプロムナードもあります。
豪華なロビーに展望風呂!ホテルのような設備が充実
そういえば、太平洋フェリーきたかみのロビーにある椅子が、赤黒でしたのでご報告いたします。 pic.twitter.com/LaeAc0YF7y
— ちくわ@BE A PIONEER 開拓魂 (@akakurochikuwa) February 24, 2017
太平洋フェリーは「フェリー・オブ・ザ・イヤー」を毎年受賞しているだけあり、ホスピタリティや内装の豪華さは圧巻!おしゃれで充実した設備が揃う太平洋フェリーの船内はまさに洋上のホテルです。ここでは快適な船旅を満喫するための太平洋フェリーの設備をピックアップしてご紹介します。
客室
太平洋フェリー「きたかみ」スイートルーム
今回は少し奮発してスイートにしました!!
船の客室とは思えないほど広い部屋でとても快適に過ごせそうです! pic.twitter.com/kNAbECxRiZ— たぬきねこ (@JGXC4035370) February 20, 2017
旅館客室のような和室からゆったりベッドで寛げる洋室まで、太平洋フェリーの部屋タイプは様々。3〜4人で泊まれる客室もあるので、家族旅行や女子旅にもおすすめです。
また、リーズナブルな相部屋タイプの客室には女性専用の客室があるので、一人旅でも安心ですね。
レストラン
太平洋フェリーさんの『きそ』船内レストランにて夕食をいただきます🤤。
苫小牧〜仙台〜名古屋乗船の場合、お友達の情報だとおかずのステーキがローストビーフに替わる日があるみたいですが今夜は普通にステーキの日でした☺️。#太平洋フェリー pic.twitter.com/lwiyltVU3o— 柳原 遊 (@Camelliamaru) December 23, 2020
太平洋フェリーのレストランは和洋折衷のバイキングスタイル。旬の食材を使用した豪華な料理が並びどれにしようか迷ってしまいます。ビールやワインなどアルコールが充実しているのも嬉しいポイント。大海原を眺めながら美味しい食事を楽しみましょう。
スタンド
太平洋フェリーいしかり、焼きたてパンの販売の放送に誘われてコーヒースタンドへ
季節限定のイチゴのシュークリームをいただきます pic.twitter.com/4vj4uQ6AtT— おけら (@epsonpc) April 27, 2017
こちらは、太平洋フェリーのロビーに併設された軽食が食べられるスタンド。レストランの営業時間外にも利用でき、ちょっと小腹がすいた時に便利です。モーニングセットもあるので、軽めの朝食が食べたい時にもおすすめ。(「きたかみ」にはスタンドがありません。)
展望大浴場
太平洋フェリーいしかり 展望風呂
2020年5月撮影
#
##太平洋フェリー
##太平洋フェリーいしかり pic.twitter.com/fq5c5tKjAF— 瑞風十和「トワ」 提督 (@touwa87875) November 2, 2020
なんと太平洋フェリーには、旅の疲れを癒せる展望大浴場もあります。水平線を眺めながらの入浴は船旅ならではの楽しみ。船上でも大きな湯船でゆったり寛げるのは嬉しいですよね。
シアターラウンジ
20時から21時まで、船内の劇場?シアター?でジャズコンサートでした。
ジャズ良かった〜‼️アンコールで演奏してくれたA列車で行こうとか〜
3年ぶりのフェリーは、同じ船・同じ楽団で♪最高👍#太平洋フェリー#いしかり pic.twitter.com/Dp3ZgHJPgb— マルフジ大観光 (@Paddington05051) July 13, 2019
おしゃれな雰囲気のシアターラウンジでは毎晩ラウンジショーを開催。様々なアーティストの本格的なショーが楽しめます。また1日3回、旬の映画上映も楽しめます。
エンターテイメントも充実していて、太平洋フェリーの船内だということを忘れてしまいそうですね。(「きたかみ」にはシアターラウンジがありません。)
ショップコーナー
太平洋フェリー「きそ」船内探訪その2
船内の売店では名古屋、宮城、北海道のお土産が購入出来ます😆#太平洋フェリー#きそ pic.twitter.com/Kxmo5qYgiM
— 🚋✈️旅の番人🚃✈️ (@tabinobannin) October 1, 2020
お菓子や飲み物以外にも日用雑貨や各寄港地のお土産も購入できるショップコーナー。乗船記念にぴったりの太平洋フェリーオリジナルグッズも揃っています。
女子旅におすすめ!船上で過ごすフォトジェニックな1日
豪華な設備に、どこまでも広がる海、そして満天の星空。楽しみがギュッと詰まった太平洋フェリーの船旅は女子旅にぴったり!
思い出に残るフォトジェニックな写真もいっぱい撮れちゃいますよ。ここでは太平洋フェリーの中でも人気の「いしかり」でのおすすめの過ごし方を紹介します
17:30 名古屋港から乗船
太平洋フェリーいしかりといえば、ロビーのこのエレベーターと螺旋階段の美しさ!
あたしの稚拙な写真でお伝え切れないのが申し訳ない… pic.twitter.com/G0DTKfeyZz— やすてぃ (@yastty_ninja) July 14, 2017
太平洋フェリーへ乗船したらまず目に飛び込んでくるのはラグジュアリーな雰囲気のエントランスロビー。吹き抜けになっており開放感があるここは太平洋フェリーの人気のフォトスポット。豪華な内装がよくわかる階段の前で乗船記念の写真を撮るのがおすすめです。
18:00 レストラン「サントリーニ」でディナー
太平洋フェリー『いしかり』船内レストランで食べるお食事😋。
バイキングはついつい食べ過ぎてしまうから要注意😓。 pic.twitter.com/jY3UEQxh1y— 柳原 遊 (@Camelliamaru) March 18, 2019
太平洋フェリーのレストランは出港の1時間前にオープン。混雑を避けるなら早めのディナーがおすすめです。バイキングスタイルのレストランで美味しい料理を心ゆくまで堪能しましょう。海を眺めながらの食事は船上のレストランならではですね。
19:00 名古屋港を出港
名港トリトン通過#太平洋フェリー pic.twitter.com/WTNls0tWAH
— あきた (@sokomadeitte) September 15, 2018
ワクワクした気持ちを乗せてついに出港!太平洋フェリーが出港したらまず、スカイデッキへ出て「名港トリトン」のライトアップや夜景をバックに記念撮影がおすすめ。船が橋の下をくぐる大迫力の瞬間も見逃せません。
その後は、夜の海を感じながらプロムナードで食後のお酒を楽しむのも良いですね。
20:00 シアターラウンジ「ミコノス」でエンタメを満喫
太平洋フェリー「いしかり」に乗船中!
ラウンジショー始まりました! pic.twitter.com/7AVXMTo7He— oil2011 (@oil2011oil) February 1, 2019
美味しいディナーの後はエンターテイメント!太平洋フェリーのシアターラウンジでは音楽の生演奏など、アーティストのパフォーマンスが楽しめます。
21:30 「スカイデッキ」でロマンチックな星空鑑賞
太平洋フェリー いしかりから見た星空 pic.twitter.com/YwW0VIQNSI
— せっぱ (@cpyhcolteo) April 1, 2016
夜も更けてきたら再度スカイデッキへ出て、今度は太平洋フェリーから眺める満点の星空を楽しみましょう。視界を遮る建物や強い光がない洋上ではいつもよりたくさんの星がみつけられるはず。
22:00 展望大浴場で癒しのひととき
#太平洋フェリー #いしかり に乗ってきました。5デッキに展望大浴場があり。入港時刻の30分前まで使えます。S寝台・B寝台・2等和室にはタオルが付いていません。浴室内にリンスインシャンプーと液体ボディーソープがあります。脱衣所に綿棒あります。 #旅 pic.twitter.com/DSI5xVKdpP
— とに@通常運行in相模原 (@tonitabi) January 7, 2020
外へ出て冷えた体は展望大浴場で温めましょう。太平洋フェリーの大きな湯船でのんびりと1日の疲れを癒せば、次の日もアクティブに楽しめますね。
23:00 お部屋に戻ってガールズトーク
就寝前はお部屋でガールズトーク。持ち込んだお菓子や、船内ショップで購入したドリンクを並べれば、太平洋フェリーでのガールズトークがさらに盛り上がること間違いなし!
早朝 船から日の出を眺める
海上で迎える朝。
ロゴが優しく朝日に照らされる様が最高でした
風ウラだったので安定して撮影できました♡太平洋フェリー いしかり
24 Feb. 2019 –千葉県外房沖– pic.twitter.com/8ImsIWWGz0— はめぱむ®︎🍺🍺🍺 (@hametetsu1101) February 27, 2019
朝は早めに起きて水平線から昇る朝日鑑賞がおすすめ。澄んだ空気の中、心地良い朝日を浴びて素敵な1日がスタート!
7:30 贅沢な朝風呂でリフレッシュ
太平洋フェリーの名古屋→仙台便は、朝起きて船内でゆっくりできるところが好きです(*´ω`*)
洋上の朝風呂、至福だにゃ〜(*´Д`*)— あおい∞backblocks@モーツァルト祭り開催中♪ (@aoibb8101) June 17, 2019
朝日に輝く大海原を眺めながらの朝風呂は最高の贅沢。早朝はお風呂があまり混み合っていない穴場の時間帯なので、手足を伸ばしてゆっくり寛げます。
8:00 輝く海を眺めながら朝食
旅30日いしかりで朝食 しっかりビール一本 まだこれから寝ます。 pic.twitter.com/ZsjW6P4B41
— 自由人 (@kazu194900) June 7, 2017
お風呂の後は太平洋フェリーの朝ごはんでパワーチャージ。しっかり食べたい派はレストランでバイキング形式のモーニング、軽めに済ませたい派はスタンドでモーニングセットがおすすめです。
9:30 シアターで話題の映画を楽しむ
食後はシアターラウンジを覗いてみてはいかがでしょうか。太平洋フェリーのシアターラウンジでは22:00〜、9:30〜、13:30〜の1日3回、話題の映画が上映されています。
11:30 のんびり過ごす洋上時間
現在、太平洋フェリーさんの『いしかり』は仙台港へ停泊中です。
外は寒そうなので一時下船はせず、船内でのんびり過ごしています😉。
ラウンジやプロムナードも滞在客数人しかおらず静か😌。ほぼ貸切状態です。 pic.twitter.com/mbQ5ZuqRlM— ゆずポン@船旅人 (@crusing0910) December 25, 2018
お気に入りの場所でのんびり過ごしましょう。プロムナードでゆっくりカフェタイムもいいですね。
また、太平洋フェリーの船内には乗組員の制服を着て写真撮影ができるスポットや、船や海をイメージした可愛いモチーフがいっぱい。カメラ片手に船内を巡ってみましょう。
ランチはレストランでバイキングがおすすめ。朝昼夜と利用しても飽きないバラエティーに富んだメニューが魅力です。
14:30 「きそ」とのすれ違いも見逃せない
姉妹船とすれ違いの儀14:40頃
先に「きそ」が汽笛を1回、その後「いしかり」が1回鳴らしました💕
強風で帽子が飛んでいきましたが、拾って下さりありがとうございました🙇#太平洋フェリー #いしかり pic.twitter.com/8893IkkQEt— rin@go to 中 (@asukarinrin) August 23, 2020
14:30頃、太平洋フェリー姉妹船の「きそ」と福島沖で汽笛を鳴らし合ってすれ違います。スカイデッキから大きく手を振って、相手の船を見送りましょう!
14:40 船上のミニコンサートで船旅の締めくくり
船内ではピアノ演奏が始まっております。#太平洋フェリー#いしかり pic.twitter.com/OEsFlgKtHP
— 松 (@mugahoo) September 16, 2019
船旅のラストはピアノステージで開催されるミニコンサートを楽しんで。音楽の生演奏を聴きながら、太平洋フェリー下船までの優雅なひとときを過ごしましょう。
16:40 仙台港に到着・下船
楽しかった太平洋フェリーの船旅の思い出を胸に下船。これからはじまる仙台観光を楽しみましょう。
洋上で過ごす優雅なひととき
グルメやエンターテイメントが詰まった太平洋フェリーの船旅は、欲張りに楽しみたい女子旅にぴったり。どこまでも続く海を眺めながら非日常感を満喫できるので、移動手段としてだけでなく、旅の目的としてもおすすめです。
ぜひ次の女子旅は名古屋港から太平洋フェリーに乗って船旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。
著者

旅行メディアのライターとして約5年間勤務。ほぼ毎月旅行をする愛好家で、海外旅行経験も豊富です。
編集者

編集者兼ライターとして5年以上勤務。頻繁に旅行する愛好家で、経験を活かした情報発信に努めます!