小笠原諸島・父島の高級ホテル5選☆元雑誌編集者がおすすめ宿を厳選
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この記事では、大手旅行雑誌の元編集者である筆者が、小笠原諸島・父島エリアでおすすめのプチ高級ホテルを紹介します。小笠原諸島・父島には、東京都心や有名温泉地ほどの圧倒的にラグジュアリーな超高級ホテルは残念ながらありません。しかしエリア内で比較的いい宿はたくさんあります。
この記事では「プチ高級ホテル」をテーマに、小笠原諸島・父島でおすすめの宿を厳選して紹介。南国リゾート感のあるプチ高級ホテルもあるので、小笠原諸島・父島でいい宿に泊まりたい人はぜひ参考にしてください。
目次
ハートロックヴィレッジ(Heart Rock Village)
「ハートロックヴィレッジ(Heart Rock Village)」は、小笠原諸島・父島の二見港から徒歩1分の場所にあり、買い物にも便利な立地にある全8室のプチ高級ホテルです。
暮らすようにステイできるスイートルーム
客室は、スタンダードルーム、デラックスルーム、スイートルームの3タイプ。
1日1組限定のスイートルームは圧巻の広さで、3台のベッドや大型のソファがゆったりと置かれ、オーシャンビューの専用のテラスも大きな高級感のあるお部屋です。
ウォシュレットトイレやバスルーム、冷蔵庫や洗濯機、キッチンはフル装備で揃い、暮らすようなステイが可能です。
どの客室にも、天然木の無垢材をはじめとした高級品質の木材をふんだんに使用しており、居心地抜群です。
広々としたバスルームでリラックスできます。
連泊しても毎日おいしい手作りごはん
夕食は、島で育った野菜や果物をはじめ、地のものをたっぷり食べられるご馳走。何を食べても、連泊しても飽きずに美味しく食べられると好評です。
天気がよければガジュマルテラスでいただける朝食も好評です。内容は、島の魚や野菜をいただける和食か、パンを中心としたホテルライクな洋食で、日替わりです。
併設のカフェでおしゃれなコーヒータイムを
併設のハートロックカフェからも海を見渡す景色を楽しむことができ、小笠原産の高級コーヒーやエクアドルの有機コーヒーのほか、貴重なサメバーガーなどこだわりのメニューを揃えています。
街の中心地に位置しながら南国リゾートムード満載で、日常とかけ離れたステイが満喫できるホテルですよ。
ホテル・ホライズン(Hotel HORIZON)
「ホテル・ホライズン(Hotel HORIZON)」は、小笠原諸島・父島に立つ、セブ島から取り寄せた家具が客室を彩る南国リゾートムード満点のプチ高級ホテルです。
扇浦ビーチが目の前にあり、喧騒から離れて波の音を聞く静かなステイが楽しめます。
オーシャンビュー独り占めの客室も
客室は全14室。スタンダードツイン、デラックスツイン、スイートツインの3タイプです。高級感のあるスイートツインは2階と3階に1室ずつだけのプレミアムな客室で、絵画のようなオーシャンビューの景色に癒やされます。
各客室前の明るい通路からも、白い砂浜と真っ青な海が目の前に見えるロケーション。海の絶景が島気分を高揚させてくれますよ。
高級フレンチのような美しい島の幸コース
夕食は、シェフが島食材を使って作る和洋折衷のコースを提供しています。
シェフが腕を振るう肉や魚料理のメインディッシュ、島野菜や島のフルーツをはじめ、前菜からデザートまで一品ごとに趣向を凝らして作られたご馳走が登場し、感動必至。高級フレンチレストランのコースのような満足感があります。
朝食も、品数たっぷりのヘルシーな定食で、朝から充分なエネルギーチャージができますよ。
ホテル内や近隣の散策も楽しい
アクセスは、二見港から車で10分。港や街なかへの送迎なども行っています。
気持ちのよい中庭やロビー、ショップ、卓球台もあり、シュノーケルなどの貸出も行っているので、連泊しても飽きずに楽しめますよ。
風土の家 TETSUYA
「風土の家 TETSUYA」は、2022年10月に全館リニューアルが完成したプチ高級ホテルです。
2006年にオープンして以降、小笠原諸島・父島のなかでも高い人気を誇っていた「くつろぎの宿 てつ家」のコンセプトをそのままに、時代の流れを反映し、さらに進化して生まれ変わりました。
空間も家電もラグジュアリーな客室
客室は、母屋に1室と2つの離れがあり、全3室。各客室に、お手洗いやバスルーム、キッチンまで完備しています。
特に母屋の「光耀」は、高級感のあるスイートルーム。リニューアル前の3室を繋げたぜいたくな空間で、70㎡もの広さがあります。プロジェクターや洗濯乾燥機も完備しています。
目の前に木々が迫る専用テラスでゆっくりコーヒーを飲んだり、満天の星空を眺めるのも至福ですね。
離れは2階建てで、お風呂は開放感抜群の半露天風呂になっています。明るく清潔で、気持ちのいいバスタイムになりますよ。
元料理人のオーナーが手掛ける食事は必食
基本は素泊まりプランで、オプションの形で夕食や朝食を追加することができます。元料理人のオーナーが島食材を使って手掛けるご馳走は、ぜひ一度は食べてみたいですね。
朝食は朝日が差し込む明るい食堂でいただくこともできますが、バスケットで受け取ることもでき、部屋食にしたりビーチなど好きな場所へ持ち込んでいただけます。モーニングバスケットを希望する場合は事前に申請を。
食事やドリンクを島素材を使った手作りにこだわるのはもちろんのこと、食器もオーナーがアトリエで手掛けた食器。愛情たっぷりのご馳走に心も満たされるはずですよ。
ビーチでシャンパンを飲むぜいたく時間を提供
オプションで、「サンセットアペリティーボ」もオーダー可能です。ホテルから徒歩8分ほどの場所にある小港海岸で、夕食前の時間におつまみとシャンパンを楽しむことができ、水平線に沈む夕日を眺めながら島旅ムード満点の時間を過ごせます
前日16時までにオーダーすれば、曲げわっぱのお弁当も作ってくれます。こちらもオーナーの手作りなので、ツアー中のごはんやビーチで食べるランチとしてぜひいただいてみたいですね。
アクティビティも充実
街の中心から車で10分ほどの小港地区にあり、静かなロケーションでのんびり過ごしたい人にはぴったり。デザイナーズホテルのようなおしゃれな空間なので、ホテル内や近所のビーチで過ごしているだけでもとても気持ちがいいですよ。
ビーチヨガや星空Nightヨガ、SUPヨガなどのアクティビティも開催しています。島のよさを満喫したいですね。
パパス・アイランド・リゾート
「パパス・アイランド・リゾート」は、アットホームで明るい雰囲気が好評のリゾート風プチ高級ホテルです。
新しい設備を完備
全10室の客室は、ツインと、ロフト付きのファミリールームがあり、全室にウォシュレットトイレとバスルーム、冷蔵庫、エアコン、テレビなどを完備しています。
新しい施設ではないものの清潔に保たれた空間で、快適に過ごせますよ。
夕朝食もビールも島の味が楽しめる手作り
基本プランは、1泊朝食付きです。洋食と和食を日替わりで提供していますが、どちらも島の幸がたっぷりいただける、朝から体が喜ぶメニューです。
夕食は別途オーダー。伝統料理の島寿司をはじめ、島食材をふんだんに使ったオリジナルの夕食を提供しています。
島でとれた旬の魚介や野菜、島の塩など素材の一つ一つにこだわっており、家庭的な味ながらも工夫が凝らされた真似できない手間ひまかけたご馳走で人気です。
クラフトビールのブリュワリーも営んでいるので、ぜひオリジナルビールは飲んでおきたいですね。
ビジターセンターからすぐの立地
客室前のテラスで夜の澄んだ空気を吸ったり、併設のダイニングショップでお買い物や体験ダイビングの予約をしたりと、思い思いの時間が過ごせます。
二見港から徒歩5〜6分ほどの場所にあり、食事処やビジターセンターなどが近隣にあるため観光客にとっても嬉しい立地ですよ。
アイランドリゾート父島南風
「アイランドリゾート父島南風」は、扇浦の静かな環境に立つ全6室のプチ高級ホテルです。扇浦海岸までは徒歩2分。波が穏やかで、夕日が美しい場所としても知られています。
離れや半露天風呂付き客室なども
客室は、ベッドや家具、壁などどれも落ち着いた雰囲気のこだわりの空間。
ルーフトップの離れの客室、半露天風呂付きのファミリールームや、ワーケーション、カップル旅にぴったりの静かなツインルームなど複数タイプの客室があります。
半露天風呂からは大自然や星空を見渡し、父島を感じる絶好のロケーション。ツインルームはバスルームも室内にある分お籠りのような静かなステイが楽しめます。
父島で食べておきたい島寿司や島魚のご馳走
夕食、朝食ともに島野菜や島魚を使った父島ならではのメニュー。島の魚を使ったカレーや、島寿司など、気取らないけれどちょっと贅沢なごちそうがいただけます。
大きくとられたガラス窓から豊かな自然が見られる明るい食事処で、深呼吸しながらゆっくりとくつろげる空間です。
木々と海のコントラストが楽しめる
二見港から車で10分ほどの場所にあり、木々の深い緑と海の鮮やかなブルーを独り占めできる父島らしい景色が堪能できますよ。
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この記事では、東京都の小笠原諸島・父島でおすすめのプチ高級ホテルを紹介しました。小笠原諸島・父島には南国リゾート風の宿など、おすすめのプチ高級ホテルがたくさんあります。
小笠原諸島・父島のプチ高級ホテルで気に入った宿があれば、希望日程の空きがなくなる前に、早めに予約しましょう。
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著者
Mei
大手旅行雑誌で編集者として6年間勤務。日本全国を旅した経験をもとに、専門性の高い記事を執筆します!