温泉津温泉の高級旅館4選☆元雑誌編集者が露天風呂や部屋食などおすすめ宿を厳選
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この記事では、大手旅行雑誌の元編集者である筆者が、温泉津温泉でおすすめの高級旅館を紹介します。部屋食に対応している寛ぎの宿 輝雲荘や、温泉街ビューを楽しめるのがわや旅館など、温泉津温泉で一度は泊まりたい高級旅館を厳選しました。
寛ぎの宿 輝雲荘(きうんそう)
「寛ぎの宿 輝雲荘(きうんそう)」は、離れを含む14の客室を備える高級温泉旅館です。
広々和室や離れの古民家ステイも
宿泊予約サイトから予約できるなかでも高級な客室は、離れ棟に位置する「華笑」。和室二間から成るゆったりとしたお部屋で、庭を眺めて心静かに過ごすことができます。
本館から2〜3分歩いた場所には、古民家ステイができる客室も。3室の客室が連なる「法泉長屋」と一棟貸切の「静仙館」があり、少し変わったステイを楽しめます。
ほかにも6〜12.5畳と幅広い客室が揃っています。
天然温泉の内風呂と人工温泉の露天風呂でまったり
地元特産の石を敷き詰めた大浴場と御影石の大浴場、2つの大浴場は男女入れ替え制のため時間帯を変えて両方利用可能です。内風呂では源泉かけ流しの温泉津温泉を堪能できます。
温泉津温泉には珍しい露天風呂も備えており、開放感抜群です。この露天風呂と、宿泊者が無料で利用できる家族風呂は鉱石の人工温泉で、天然温泉ではない旨ご留意を。
部屋食でいただく創作会席料理は絶品
夕食の創作会席料理は、約10品のお手頃会席から12品の料理長おまかせ会席まで複数のプランが用意されており、いずれも部屋食で自分たちのペースでいただけます。
スタンダードな会席コースでも日本海の海の幸を大満喫できますが、プラスαを楽しみたい人は島根和牛のステーキもあわせて楽しめるスペシャルプランやその時々の厳選食材を集めた料理長おまかせ会席もおすすめです。
畳敷きの館内や温泉街散策でリフレッシュ
館内は靴を脱いで入る畳敷きで、宿の名称の通りくつろいで過ごすことができます。軽食メニューが食べられるラウンジもあり、外湯にも近く、近隣にカフェなどもあり、街歩きも楽しい立地の高級旅館ですよ。
のがわや旅館
「のがわや旅館」は、古いものを残しつつも必要箇所はリニューアルされており快適にステイできる老舗の高級温泉旅館です。
温泉街ビューのお部屋がおすすめ
10室の客室があり、なかでも温泉津温泉の良さをより深く堪能できるのが、特別和洋室の「櫛島」です。12畳と8畳の二間から成るゆったりとしたお部屋で、ベッドを備えています。
窓から見える景色は、重要伝統的建造物保存地区にも指定されている温泉街。日頃の喧騒を忘れてゆったりとした気持ちにさせてくれます。2022年にリニューアルが行われ、新設された水回りも快適です。
庭園を望む二間続きの和室「橋の階」も、洗面やトイレがリニューアルされたお部屋です。8畳、6畳の和室二間続きのお部屋で、縁側で庭園を見ながらいつまでも座っていられる快適さです。
リーズナブルな6〜8畳のシンプルな和室も、純和風の雰囲気で人気ですよ。
3種類の浴槽で楽しむ自家源泉
自家源泉100%の温泉を、岩風呂と石造りの2種類の浴場と、貸切風呂で楽しむことができます。
岩風呂には変色もあり、温泉の成分の濃さを窺わせる温泉津温泉らしさを感じられる浴槽です。島根県の名産・福光石を使用した石風呂もしっかりとご当地感を楽しめます。
貸切風呂は有料ですが、利用権付きプランもあるので利用希望の場合は要チェックです。芯からあたたまると好評の温泉に、ぜひ一度浸かってみたいですね。
高級魚やステーキ付きのプランも
夕食は、地元漁師がとる新鮮な魚介を中心とした懐石料理を部屋食でいただきます。寿司や和食での修業を積んだ板長による、素材にも調味料にも強くこだわった、魚介好きにはたまらないご馳走です。
また、食事重視の旅なら、高級プランの「匠」をチョイス。高級魚・のどぐろの煮付けや、石見和牛ステーキなど主役級のご馳走を何品も食べることができ、大満足できること必至です。
レトロながら清潔な館内は快適
大正時代の日本家屋の建物を残しつつも、中はリフォームが行われているので美しく清潔で快適です。一人旅や子連れファミリーでも安心して宿泊できる高級旅館ですよ。
旅館ますや
「旅館ますや」は、明治43年創業の老舗の高級温泉旅館です。レトロな雰囲気を残しつつも、館内はリニューアルが行われ清潔感もばっちり。快適にステイできると好評です。
大部屋やリニューアル客室で快適なステイを
10室の客室は、洗練されたモダンな和洋室や中庭を望む客室などそれぞれに趣が異なります。
なかでもぜいたくな客室は、最大11名、さらに添い寝の子供7名も宿泊可能な「きんぱ」です。広さは約96㎡、三室のお部屋から成る客室で、田舎の一軒家にいるような感覚で宿泊できるお部屋です。
3階に位置する唯一の客室「あさなぎ」は、夏の温泉津温泉花火大会の特等席にもなる人気のお部屋。75.35㎡の空間は、3つつながった大きなリビングと寝室で構成されており、こちらも別荘のような大部屋です。
2023年にリニューアルが行われたデザイン性の高い客室も人気です。
和モダンなデザインで、ローベッドやソファベッドなどが置かれゴロゴロとくつろぎたくなる「わだつみ」、そして立派な一本柱の梁やむき出しの屋根を活かし古民家のような雰囲気を再現した「しおさい」。新旧が融合した魅力的なお部屋です。
リーズナブルな和室もありますが、料金に大きな差はなく大部屋がコスパ抜群でおすすめですよ。
館内で温泉マニアも認めるプチ湯巡り
大浴場はありませんが、源泉かけ流しの温泉を、3つの貸切風呂で楽しむことができます。
新しく清潔感あふれる「波路浦」、湯の花が付着し温泉津温泉ならでは、老舗ならではの歴史を感じる「沖泊」、温泉津温泉名産の福光石やノミで削った岩肌を楽しめる「櫛島」と3つとも趣が異なります。
温泉マニアにも人気のこの3つの温泉で、プチ湯巡りを楽しむのもいいですね。
部屋食でいただく至高のご馳走
夕食は、近海でとれた新鮮な魚介を中心としたご馳走を部屋食で。一品一品手作りのため、当日のとれ高によって品数も内容も変わりますが、刺身や天然魚の料理を中心とした約10品の献立は食材も味付けも最高、と高く評価されています。
現実逃避の時間を過ごせるレトロ旅館
タイムスリップしたような気分で、古き良きおもてなしや温泉津温泉ならではの魅力を深く堪能できる高級温泉旅館ですよ。
なかのや旅館
「なかのや旅館」は、薬師湯から引いた天然温泉を楽しめる小さな温泉旅館です。
リニューアル和室が快適でおすすめ
5室の客室のなかで一番広いのが、シンプルな7.5畳の和室です。リニューアルが行われており、洗練されたデザインと比較的新しい設備で快適にステイできます。
そのほかにも6〜8畳の和室がありますが、8畳の和室には客室内のトイレが無いため気になる方はご注意を。
濃厚な湯を楽しめる源泉かけ流しの温泉
男女別の浴場で、湯の花が浮かぶ源泉かけ流しの温泉津温泉を堪能できます。薬師湯から引湯しており、成分の強さと歴史を感じさせる温泉は温泉好きからも好評です。
地ビールと共に楽しむ新鮮な海鮮会席
夕食は、午後はカフェ、夜はダイニングバーになる食事処「MAHORA」で手の込んだ会席料理を提供しています。
新鮮な海の幸など約12品のご馳走が登場し、ボリューム満点ながらもヘルシーなのでさっぱりといただける内容です。グレードアップされた鮮魚やアワビのステーキを楽しめるデラックスプランもおすすめですよ。
地元のクラフトビールとあわせて楽しみたいですね。
外湯もあわせて温泉三昧が叶う好ロケーション
古くからの建物を残したアットホームな雰囲気ながら、清掃が行き届いており安心して過ごせる旅館です。外湯までも徒歩1分の距離にあり、湯治や温泉三昧を楽しみたい人にもおすすめできる立地ですよ。
まとめ:温泉津温泉の近くの高級な旅館・ホテルの記事もいかがですか?
この記事では、島根県の温泉津温泉でおすすめの高級旅館を紹介しました。部屋食プランも選べる寛ぎの宿 輝雲荘や、温泉街ビューを楽しめる客室もあるのがわや旅館など、温泉津温泉には一度は泊まりたい高級旅館がたくさんあります。
なお当サイトには、温泉津温泉の近隣エリアでおすすめの高級宿を紹介している記事もたくさんあります。温泉津温泉の近くの高級宿も見てみたい人は、次の関連記事を参考にしてくださいね。
著者
Mei
大手旅行雑誌で編集者として6年間勤務。日本全国を旅した経験をもとに、専門性の高い記事を執筆します!