肘折温泉の高級旅館3選☆源泉かけ流しや個室食などおすすめ宿
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この記事では、全国を旅した経験のある筆者が、肘折温泉でおすすめの高級旅館を紹介します。源泉かけ流しのお風呂付き客室がある丸屋や、囲炉裏を囲んで食事ができる湯宿 元河原湯など、肘折温泉で泊まりたい宿を厳選しました。
肘折温泉 丸屋
「肘折温泉 丸屋」は、明治元年創業のレトロモダンな高級旅館です。
貸し切りかと思えるような静かな客室や食事処が用意されているので、日々の喧噪に疲れてしまった方や心穏やかに旅館ステイを楽しみたい方におすすめです。
7種類の趣の異なる客室
「大人の隠れ家」をコンセプトにしているので、1日限定7組のみ宿泊可能で、客室の造りはすべて異なっています。
和モダンなツインルームの「壹号室(1号室)」や、唯一の書斎つきの「柒号室(7号室)」など各部屋に趣向が凝らされていて、どの客室に泊まっても飽きずに過ごせるでしょう。
6帖と10帖と2間ある「參号室(3号室)」と、シモンズ社製のベッドとソファが置かれた「伍号室(5号室)」は他の客室よりも大きめで、広い客室に泊まりたい方に向いています。
高級感のある客室は源泉100%かけ流しの客室風呂つきの「月山」で、ベッドルームや茶の間と豪華な造りであるうえに、専用個室にて食事ができるという至れり尽くせりなサービスつきです!
湯船は青森檜(ひのき)を贅沢に使用した大人4名がゆったり入れる大きなサイズで、雨に包まれるような心地よさを覚えるレインシャワーが備えられています。
個室食で山の恵みをいただく
霊峰月山の湧き水で育った天然の山菜やキノコなど、肘折温泉でしか食べられない食材を取り入れた高級料理が食べられます。
山菜や野菜が料理のメイン、山形牛や川魚は脇役という珍しいスタイルのメニューですので、ダイエット中や健康に気を使っている方でも心置きなく食事を堪能できるでしょう!
もちろん山菜は旬のものを使っていて、春は「ふきのとう」や「うど」、夏は「たけのこ」や「わらび」など、食材から四季の移ろいを感じられます。
量より品質を重視しているため、「旅館の料理は品数やボリュームが多すぎて全部食べられない…」という方でも食べやすいです。
旅館はプライベートを重視しており、宿泊客同士で顔を合わせることなく食事が楽しめます。
檜葉(ひば)と檜(ひのき)の湯の2つの温泉
豪雪地帯でしか育たない日本固有の樹種・青森檜を使った「檜葉の湯」、五感が癒やされる香り豊かな「ひのきの湯」と2つの温泉施設があります。
露天風呂は檜葉の湯に併設されていて、どのお湯も肘折温泉を源泉100%かけ流しで使用しています。
檜葉の湯・露天風呂とひのきの湯は、夕食時に男女入れ替えを行うので、夕食の前後で入浴して景色を見比べてみても楽しいでしょう。
肘折温泉には6つの外湯があり、丸屋の宿泊客は一部の温泉施設を無料または特別価格で入浴できるので、湯めぐりを楽しむのもおすすめです!
肘折温泉 湯宿 元河原湯
「肘折温泉 湯宿 元河原湯」は、純和風造りで囲炉裏のある高級旅館です。
月山の麓・銅山川沿いに建っているので、川の音を聞きながらゆったりと肘折温泉に入れます。
全室に職人手作りの和ベッドを配置
定員2〜5名で山側・16帖の「羽黒」「撫子」、定員1~2名で10帖のシンプルな「欅(けやき)」「こぶし」、定員1~4名で川側・16帖または14帖の「ぶな」「すみれ」など、全部で12の客室があります。
客室はすべて和室の造りで、いぐさ畳の上に職人が手作りした高級な和ベッドを2台ずつ配置しています。
畳のスッとした香りに癒されながら柔らかなベッドで眠れるという、他に類を見ない贅沢な睡眠体験ができますよ!
全室にソファーやテーブル椅子、館内・客室冷蔵庫に汲みたての葉山の山水「栃の井」が置かれているので、心と身体を潤しながらゆったりと過ごせるでしょう。
囲炉裏で食事が楽しめる
葉山の聖水で育った山菜や伝承野菜などを使った高級会席料理を、囲炉裏を囲みながら食べられます。
秋はキノコや山ぶどう、冬は鍋料理や「ほうば焼き」など、季節ごとに採れる旬の食材の味を活かしきるように工夫された、最高の調理方法でいただける点が魅力的ですね。
「いわな骨酒 」「焼酎そば湯割」といった、元河原湯オリジナルのお酒もいただけます。
朝食で提供される「亀の尾」は、粒の大きさ・香り・粘り気などを贅沢に味わえる新しいお米ブランドで、お米だけ食べてもとても美味しくて絶品です!
白いご飯にぴったりの手製のおかずは毎日入れ替わるので、連泊でも飽きることなく楽しめます。
眺望が楽しめる男女別の浴場
4階に位置する展望風呂・「地蔵の湯(男湯)」と「観音の湯(女湯)」では、四季折々の肘折の山並みと川面の風に触れられ、自然を感じながら穏やかに肘折温泉を楽しめます。
貸切風呂「かわら湯」は宿泊客が1組ずつ入浴できる時間予約制で、家族3人がゆったりと入れる大きな浴槽が特徴です。
加水・加温は一切なし、源泉100%かけ流しの温泉が引かれているので、肘折温泉の恵みをダイレクトに感じられます。
「化粧の湯」「美肌の湯」と呼ばれている肘折温泉に浸かれば、心も身体もじっくりと癒やされるでしょう。
展望風呂は通常13:00~16:00の間であれば日帰り入浴が可能ですので、他の旅館に泊まった場合でも湯めぐりを楽しめます。
優心の宿 観月
「優心の宿 観月(ゆうしんのやど かんげつ)」は、地蔵蔵や小松淵などの観光地にほど近い高級旅館です。
有料ですが洗濯・乾燥機つきのコインランドリーがあるので、連泊・長期滞在でも利用しやすいです。
山々や銅山川の景色が眺められる純和風の客室
客室は全部で22室あり、すべての部屋に取り付けられた大きな窓から山々や銅山川の景色が眺められます。
8畳・10畳・12畳の和室や2間続きの部屋、ツインベッドつきの和洋室など6タイプに分かれており、人数や旅行のスタイルに合わせて選べます。
畳のすっきりとした香りを感じながら、自然の風景や音に癒やされるでしょう!
ユニットバスがついた部屋もありますが、肘折温泉は出ないので大浴場や展望露天風呂で入浴することがおすすめです。
山菜芋煮汁や山形牛のステーキなどの郷土料理
夕食では、A4ランクの高級ブランド牛肉・山形牛を鉄板ステーキで堪能できます。
当館料理長特製の「山菜芋煮汁」や山形のブランド豚「三元豚」など、地産地消にこだわった高級な料理が味わえます!
「旅館の料理は多くて食べきれない…」という方は、食事量が控えめの「プチ湯治プラン」を予約して宿泊してみてください。
朝食は肘折の水で作られた豆腐を湯豆腐でいただけ、山菜や温泉卵など身体に優しいメニューとなっています。
朝食の時間よりも早く起きて、春から秋にかけて旅館の近所で開催される朝市でお土産に新鮮野菜を買ったり、地元の人との温かな触れ合いを楽しんでみるのも楽しいでしょう!
肘折温泉街では珍しい展望露天風呂
男女別に大浴場と展望露天風呂があり、13:30~翌朝9:00の時間帯で利用できます。
最上階・5階に位置する石造りの展望露天風呂では、そよ風に当たりながら夕日を眺めたり、キラキラと光る満点の星空を鑑賞できたりします。
大浴場で身体がポカポカするまで温めた後、展望露天風呂で風を感じて湯浴みすれば、至福のひと時となるでしょう。
肘折温泉街では展望露天風呂を設置している旅館は数少ないので、空を観ながら温泉に浸かりたい場合は観月がおすすめです!
肘折温泉の近くの高級な旅館・ホテルの記事もいかがですか?
この記事では、山形の肘折温泉でおすすめの高級旅館を紹介しました。源泉かけ流しのお風呂付き客室も選択可能な丸屋や、囲炉裏を囲んで美味しい料理を食べられる湯宿 元河原湯など、肘折温泉にはおすすめの高級旅館がいくつもあります。
なお当サイトには、肘折温泉の近隣エリアの高級な旅館・ホテルを紹介する記事もあるので、お時間がある人はそちらもお読みください。
著者
おみ

ライターとして6年以上勤務。日本全国を旅した経験をもとに、専門性の高い記事を執筆します!